PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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現在のフランスミュージックシーンから、面白い個性派を探してみた

      2018/02/02




「フランスのミュージシャンの曲をひとつ選んで、どうして好きか説明すること」

という学校の宿題が出ました。「セルジュ・ゲンズブールの『Mambo miam miam』あたりでいいや」と思ってたんですが、若くてキレ者風味の先生が続けることには

「エディットピアフとかそういうのいいから。もうたくさんだから。新しいのを選んでください」

おらら、全然知らん。Daft Punkじゃだめですかね。

そういうわけで、とにもかくにも現代のフレンチミュージック(個人的な趣味によりロック寄り)を探すyoutubeの旅に出ました。C’est parti !

 

条件に合わないためセルジュはボツ

せっかくなので、「Mambo miam miam」というのはこれです。邦訳は「うまうまマンボ」・・・って何のことやらさっぱりわかりません。

この曲は「Anthracite」という曲と一緒にシングルとしてリリースされました。しかしAnthraciteを辞書で引くと「無煙炭」って、ほんとに何なの!?

この二曲は、Schaft(今井寿と藤井麻輝によるユニット)というグループの「Thirsty Fly」という曲に一部使われております。それがとてもかっこよく、こんな曲ばっかりのアルバムないかなと思っていたんですが、ゲンズブールだったという。当初全然知りませんでした。

 

Feu! Chattertonが独特で良いです

結論から申し上げますと、すごく良い曲を見つけました。Feu! Chattertonというグループの「La Mort dans la Pinède」です。

これはかっこいい。フランス人に言わせると詩もよくできているらしいです。ビデオの不穏でシアトリカルな雰囲気も相まって、インテリ独特の怖さみたいなものを感じます。ボーカルの個性とまつげが強烈。そこがまた良い。

ABC「The Look of Love」の下手くそダンスが思い出されます

ところで「左側で歌うボーカルとちょっと引いて右で踊るメンバー」って、ABCの「The Look of Love」を彷彿とさせますね。

完全な余談ですが、このダンスの全部ずれてる感じがくせになります。サビの振り付けもおかしいし、2:17あたりの盛大なずれかたなんて、ほんとにどうなの。

 

“M”ことMathieu Chedidも非常に個性的

この人もなかなか捨てがたく良いです。ビデオもおもしろいし、Feu! Chattertonとは別な個性。

「Qui de nous deux」という曲を聞きましたが、ちょっと昔のロックを思い出させるような感じ。私にとっては初期のQUEENとか、Suedeに近いです。まあなんだ、この人も変な人ですね。

黒白ピンクっていうのがいいじゃない!QUEENのアルバム「JAZZ」のジャケットみたいでまた。

 

面白いけど発表しにくいのでボツ

読んで字のごとく。親日なところがちょっとうれしいし面白いんだけど、これを発表するのはなにかがまずい気がする。

子猫かわいいよ子猫

Queen Mimosaの「Petit Chat 子猫」、なぜかビデオは日本語字幕つきです。ご親切にありがとうございます。

出てくるのが大体ひげのおっさんですが、曲名は「子猫」です。全編に漂う謎の可愛さがどうしても珍妙。ビデオの絶妙なダサさとアホさがなんとも言えません。変だけど良い人たちだと思う。

そして案外この曲は中毒性が高いのであった。何回か聞くと頭から離れなくなるので注意してください。

甲子園を目指す不良

こちらは”パリから甲子園を目指す”フランス発の不良グループ、RISE OF THE NORTHSTARの「Sound Of Wolves」。グループ名の由来が北斗の拳という話で、これは個人的に高ポイント。

随所に盛り込まれる日本語もおもしろく、

「”お前のレベルは低すぎるぜ!” 無 敵」「”手段は選ばねぇ、殺るだけだ” 卑 怯 者

ケンシロウとジャギを思い出しますね。・・・と思ったら本当に歌詞に出てきた。そんなあべしな側面にばかり気を取られていると、

「先に居るから、お前らがルールを決めると思っているのか?」

とドッキリする批判的思考をぶつけてきます。さすが哲学の授業のある国です。

いやいやフランスの音楽も面白いですね。北斗の件は笑えるので弟に連絡しつつ、私はしばらくFeu! Chattertonの曲を中心にいろいろ聞いてみる所存です。

 

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