フランスに住みはじめてから2年以上経ちました。
さすがに生活習慣も変わってきて、それが定着した感があります。
食べるものが変わるのは食材など違うのであたりまえだと思うんですが、私は服とメイクの感覚も変わりました。
このごろは、シンプルでナチュラルな感じが好みです。
フランス生活の変化①手持ちの服が減った
日本にいたころより、着まわしやバリエーションを気にしなくなりました。
というのも、フランス人はわりと、同じ服を頻繁に着てるのです。
シンプルなデザインを選べば流行りすたりに左右されないので、服を長く着ることができますよね。
それから、いい素材の服を買えば、長持ちするし、なにより着心地が良いので快適です。
そういうわけで、私もすっかり影響されたのか、最近はなるべくいい生地でシンプルなデザインの服を、長く大事に着ようとしています。
フランス生活の変化②化粧がナチュラルになった
日本にいた時も濃いタイプではありませんでしたが、さらに薄くなりました。
薄めでも評判がいい時はいいし、濃いめでも評判がいい時はいいしで、フランス人の評価基準はよくわかりませんが、濃すぎる化粧はたぶん論外。
あとはどちらかというと、メイクより雰囲気や性格やコミュニケーション能力の問題のような気がします。
なので、細かいメイクテクニックはフランスではたいして役に立たないのではないかと思う。
こうして在仏日本人のメイクは薄くなっていくんです、きっと。
フランス生活の変化③マニキュアをしなくなった
街で見かけるパリジェンヌは、マニキュアをしていない人がほとんどです。
たまに塗っている人を見かけるときは、シンプルに赤系が多くて、ネイルアートは見かけません。
ファッション界隈だとマニキュア人口も多いんだろうと思うんですが、大学まわりとかアート関係とか、私が素敵だなと思う人はだいたいネイルを塗っていないのです。それで、このごろは積極的にしていません。
パリって、自然な感じがむしろクールに見えたりするんですよね。
かろやかで小粋な感じが理想です
フランス人の、シンプルでナチュラルで上質なものが好きな感じって、いいなあと思います。
しかも彼らときたら外し方というか遊び方がうまいのか、持っているものをうまく使って、絶妙に素敵に仕上げたりするんですよね。
そういうわけで、きっちり作り込むよりも、適度に力の抜けた小粋さを目指したいものです。