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語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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【選挙権】はじめてのフランス大統領選挙2017・第一回投票【ないけど】

   

大統領選挙、第一回戦が終わりましたね。決選投票に進むのは無所属のマクロン氏と国民戦線のルペン氏、と。

まあ大概マクロン氏で決まりでしょうから、右派の大統領でない点で、移民手続き中の私には朗報と言えます。万一ルペン氏だったら帰国かと思いましたよね。トランプ大統領が誕生したあたりから、あながち笑えなくなってましたが。

というわけで、一般人目線によるフランス大統領選挙の模様をお届けします。

 

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フランスの投票方法

フランスでもやはり、学校などの公共施設が投票所になっている模様です。

私の住んでいる自治体はパリに隣接しているのですが、同居人についていってみたら、特別な警備もなく普通に入れました。星明子のごとく柱の陰から投票を観察したところ、

  • 身分証明書で本人確認
  • 投票用紙(一枚一枚に候補者の名前が印刷されている)と封筒を受け取る
  • カーテンで仕切られたブースに入り、選んだ投票用紙を封筒に入れる
  • ブースから出て、封筒を投票箱に入れる

とざっくりこんな感じです。

日本と何が違うって、投票用紙にあらかじめ候補者名が印刷されていることです。これは合理的ですね。書きまつがい等による無効票が出ないもの。

帰りの道すがら、日本では鉛筆で書くんだよと同居人に教えてあげたら

「簡単に不正できるじゃないのーーー!」

と驚愕して立ち止まっていました。本当だよなと思いつつすたすた置いて行きましたけど。

 

20時まで得票率にかかわるデータは報道禁止

投票締め切りは20時で、それまでは出口調査の結果など得票率にかかわることは報道が禁止されています。

しかし海外メディアにおいてはその限りでなく、Yahoo!ニュースで投票締め切り前に「マクロン氏23%、ルペン氏21%」と出ておりました。複数の言語で情報収集ができるっていいことですね。

20時になるとさっそく開票が始まり、というかその時点で出口調査によって大勢が判明していたので、選挙特番では大体の得票率など流しつつ、スタジオでキャスターと専門家がコメントしつつ、候補者のコメントがライブ映像で逐次入ってくるという感じでした。

 

地域ごとの傾向

あけて4月24日のLe Monde紙に、各候補者の地域別の得票率が載っていました。こりゃ面白い。上位5名をざっっくり紹介してみます。

  • マクロン氏/無所属(23.86%)パリとブルターニュで特に支持
  • ルペン氏/国民戦線(21.43%)フランス北部・北東部で支持、パリでは不人気
  • フィヨン氏/共和党(19.94%)ペイ・ド・ラ・ロワール(出身地)で支持
  • メランション氏/左翼党(19.62%)わりと南部
  • アモン氏/社会党(6.35%)西海岸を中心に支持、ブルターニュ(出身地)で大人気

フィヨン氏とアモン氏は明らかに出身地域での支持率が高いですね。ところがルペン氏はパリ郊外の生まれだけど、パリ圏での人気は低い。

記事中の画像がわかりやすいので、とにかくソース記事貼っときますね。

Présidentielle 2017 : où les candidats du premier tour ont-ils fait leurs meilleurs scores ?

 

まとめ

というわけで、人生ではじめて遭遇した大統領選挙レポートでした。11人の候補者が個性豊かすぎて、言ってることも違いすぎて、それを国民による投票で選べるのもいいなあ。私が気になるのは冒頭の写真左側のPoutouさんで、学歴なし・工場労働者・反資本主義・スーツ姿見たことなし!こういう人が大統領選挙に直接出てくるってすごい。

 

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