プラハで開催されたジャパンウィーク参加のため、小旅行してきました。
参加する団体とは現地で合流の形をとったので、基本的にはフランスから個人手配で旅行しつつ、観光や公演でちょこちょこと団体にまぜてもらいました。
交通やおみやげはうまいこといったなと思っているので、これから行く方のためにいくつかのことを書きとめておこうと思います。
内容は以下の通りでございます。
空港と市内のアクセス
空港高速バスと相乗りシャトルを利用しましたが、シャトルがおすすめです。
空港高速バス
30分に一本の間隔で、ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港と市内をつなぐAEバス(空港高速バス)が運行しています。
料金は60コルナ(300円くらい)で、空港内でチケットを事前に買っておくとスムーズです。
私はお昼の12時半に乗ったのですが、車内は人と荷物でパンパンでした。
その中をワイルドな運転に倒れないよう踏ん張りつつ、転がろうとするスーツケースを抑えつつ、30分でようやくプラハ中央駅に到着。
プラハ中央駅のバス停車場から旧市街側に行くために地下を通るのもわかりにくく、うろうろしました。
相乗りシャトル
帰りはPrague Airport Transfersで相乗りシャトルを予約しました。
ひとり290コルナ(1450円くらい)で宿泊先まで迎えに来てくれます。人数は増えれば増えるほどお得で、ふたりだと450コルナ、4人だと500コルナ(2017年11月の情報)。
予約の時間にホテルのロビーに迎えにきて、そのあと相乗り利用者をピックアップして、計1時間ほどで空港に到着。
予約画面は日本語に対応しており、支払いはカードも可です。
すごくスムーズだったので、バスよりも断然相乗りシャトルがおすすめです。
プラハで泊まったホテル
宿泊したホテルはRoyal Residence Ungeltでした。
昔ながらのヨーロッパのホテルといったおもむきで、設備の便利さは近代的なホテルに劣るしょうが、雰囲気はとても良し。
立地が抜群で、テラスから「ティーンの前の聖母教会」が見えました。
ティーンというのは税関という意味だそうです。ここのホテルは住所に「ティーン」とあるので、このあたりが昔は税関だったんでしょうね。
ティーンにいるわけだから、そりゃ「ティーンの前の聖母教会」がよく見えるわけだ。
チェコのかわいいおみやげ
チェコは物価もそれほど高くないうえ、センスの良いお店がちょこちょことある印象です。
僭越ながら私のお買い物をご紹介。
マヌファクトゥーラ(MANUFAKTURA)
旧市街広場からハヴェルスカー広場に行く途中で、マヌファクトゥーラというお店に寄りました。
化粧品やバスグッズ、キッチン雑貨、木のおもちゃ、季節のアイテムまでいろいろあるところなのですが、とってもよかった!
ここではフルーツティーを買いました。華やかな見た目も素敵ですが、香りがすばらしい。
これをゆっくり入れて飲むだけで、上質な生活をしている感が出ます。
アルフォンス・ミュシャのグッズ
おみやげといえばミュシャグッズもぜひ。
ひとりで遊ぼうと思ってトランプを買いました。
やっぱり全部のカードに絵柄が入っているのがいいですよね。ミュシャ美術館では全部のカードに絵柄が入ったものが見つからなかったのですが、空港で買えました。
スーパーで買えるチョコレート
スーパーでチョコレートのドラジェを買いました。
中にアーモンドが入っており、チョコレートにはシナモンの香りがついていて、あなどりがたい美味しさ。
フランス人にも日本人にも好評です。
チェスキー・クルムロフのRosmarinus
プラハから一日観光で出かけたチェスキー・クルムロフにある小さなお店、Rosmarinus。
ハーブなどの植物を使ったコスメや食品を取り扱っており、健康的でかわいらしいです。
喉の調子が悪く飴を探していたので、金柑のような柑橘系の飴と松の飴(!)を買いました。どちらもなかなかいけます。
行く機会があれば、日本にはないような変わり種をぜひ。
チェコ滞在中の食事
ツアーでとった食事はどれも大迫力で大味。なかなかの重さです。
お昼はだいたい外食だったので、夜は主にスーパーで野菜や果物や生ハムなど買って食べました。
サラダにミニトマトにぶどう、みずみずしくておいしかったなあ。
プラハ/マリオットプラハ Midtown Grill
こちらはマリオットプラハで団体でとった食事のメインディッシュ。
お肉の量がすごすぎて、味わう前からお腹いっぱいです。
しかし付け合わせのじゃがいも(フランス名物グラタン・ドフィノワ?)は量も程よく、非常においしかった。
チェスキー・クルムロフ/Pivovar EGGENBERG
こちらはチェスキー・クルムロフでの団体昼食。
マス料理はチェコの名物だそうですが、迫力ありすぎて味わう前からお腹いっぱいです。
しかし付け合わせのじゃがいものピュレはバターたっぷりで、量が多すぎるものの非常においしかった。
プラハ/café Louvre
こちらは自分たちで行った、プラハ市内のカフェ・ルーヴル。
アインシュタインもプラハ滞在時に来ていたお店だそうです。
パリからやってきてどうしてカフェ・ルーヴルなのかは我ながら謎ですが、ここでやっと普通においしい外食ができました。
「アヒルのレバーペーストクランベリーソース添え」がとてもよかった。
手前に写っている名物の「牛肉のグーラッシュ」は、ダンプリングがちょっと塩辛かったけど、ソースはなかなかです。
楽しい小旅行でした
主目的はジャパンウィークですが、もちろん観光もたのしみました。
シックなパリと比べて、プラハは建物の色が全体的に明るくてかわいらしいですね。
プラハの中心部は歩いてすぐまわれるし、物価も高くないし、小旅行に良い感じです。
ジャパンウィークの公演もスタンディングオベーションをいただき、短いながらも充実した滞在でした。