ここ最近、うちではじめて食事したフランス人が二組いるんですけど、
- 一組目:豚肉は食べない
- 二組目:肉も魚も食べない
という人たちだったんですよ。
・・・
もう、はじめて来る人のメインディッシュは豆腐!
ということで肉や魚を使わないレシピを増やしていこうと思って、食生活が「フレキシタリアン」気味になりつつあります。
フレキシタリアンとは
フレキシタリアンとはなにかというと、
菜食主義中心の生活の中に時には肉を取り入れた食事を行う人のことである。
自身の健康や動物福祉への配慮から菜食主義の考え方に共感するものの、ヴィーガンほどの徹底性を持つことから始めるのではなく、柔軟に気楽に始めたいという層に好まれている。
(wikipediaより)
という感じ。菜食主義というほどでもないけど、肉を食べる量は控えめです。
菜食レシピを増やすのは便利なことです
日本人はわりとなんでも食べると思いますが、フランス人は人によってけっこう差があります。
好みとか信条によって食材の制限があることが日本人よりはずっと多い。
それにムスリムは豚肉不可だし、豚肉を避けたところでハラルじゃなければ他の肉もだめです。
つまり、人を招いたりすることも多いフランスでは、菜食レシピが確実に役に立ちます。
それから、環境問題的な観点で肉食を減らすのもありかなと。牛肉を生産するのに消費する資源(とくに水)ってすごい大量らしいしetc。
豆でたんぱく質をとろう
そうなると、肉と魚以外でどうやってたんぱく質をとるかが問題ですよね。
- 大豆製品
- 卵
ぐらいは思い浮かぶんですが、もうちょっとなにかこう、と思って人に聞いてみたところ
- レンズ豆
- フムス(ひよこ豆のペースト)
このあたりもぜひ、とのことでした。豆類ってたんぱく源として有能なんですね。
そういえばインド料理のお店に行くと豆カレーとかありますよね。なるほど!
味付けの工夫
というわけで、最近は
- 卵
- 豆腐(フランスでも手に入りやすい)
- レンズ豆
が食卓にのぼる回数が増えて、調理法もちょっとは工夫するようになりました。
肉や魚がないとこくが足りない気がしがちなので、和食系だと
- だし
- ごまペースト(ごまだれを作ると無敵)
を活用したり、洋食系だと
- ハーブ
- 塩レモン
- マスタード
で味に奥行きが出るようにしています。
粒マスタードなんて完全に持て余してましたけど、これがかなり使えることに気がつきました。
フレキシブルにね!
というわけでこのごろでは、家で食べる肉はほぼ鶏肉のみ、魚はときどき鮭ぐらいで、肉も魚もない食事の回数が増えました。
無理のない範囲でやっていますが、これが案外楽しくて、試行錯誤しているうちに料理も若干うまくなったかもしれません。
家ではこういう感じですが、外食のときは肉をもりもり食べています。
肉もおいしいですしおすし。