世の中、結婚するのが当たり前ではなくなってきてるみたいですね。
「必ずしも結婚する必要ない」7割近くに NHK調査
結婚することについて「必ずしも必要はない」と考える人の割合が7割近くに上り、この25年間で最も高くなったことが、NHKの調査で分かりました。
(引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/k10011770391000.html?utm_int=news_contents_news-main_006)
選択肢が増えるという意味では、いい世の中になりましたよね。
結婚しなくたっていいよね。したくなければ別に。
ほぼ全員結婚してた事態がそもそも変では
昭和から平成にかけての結婚事情がそれはそれで特殊じゃないかと思うんだけど、どうでしょう。
ほとんどの人口が結婚して、それがだいたい年齢の近い人どうしで、それでほとんどの世帯が子どもを育てるという。
富国強兵的ななにかでそうなったのかなー、なんて。
私の小さいころもまだ、みんな結婚するのが当たり前という空気がありました。
幼稚園の卒園アルバムの「おおきくなったらなにになりたいですか」という質問に「およめさん」と答えていた園児が何人かいたなーと思い出します。
そのころの親の意識がうしろに垣間見える回答じゃないですか、これ。
みんなに強制するには結婚は無理が多い
20代前半のころは、まわりに「何歳までに結婚したい」的なことを言っている人がいました。
でも20代で結婚したら、平均寿命ぐらいまで生きると仮定して、あと50年も一人の相手と一緒に人生やってかないといけないんですよ。
冷静に考えてそんなの十中八九無理ですよ。
十中一二それができる相手がいたとしても、そのへんでバカスカ見つかるわけないし、「何歳までに」とか考えてもほぼ無意味ですよ。
と思っていたし、今でもまあ大筋でそう思っています。
ゆるくやっていきたいでござる
と言いながら私はフランス人との共同生活(滞在許可証のためにPACSはしてます)が5年ぐらい続いており、自分では想定外の事態です。
今のところうまくいっている理由としては
- お互いに束縛が好きでない
- お互いに変化しているのでまだ飽きてない
このあたりかなと思っています。
ゆるく楽しく新しく、私はたまにひとりで日本に帰るし、そのあいだ彼も好きに過ごせばいいじゃん。
だってそれくらいじゃないと、誰かと長い間一緒にいるのきついですもん。
しかし子どものころの直感はあなどれないですね。
卒園アルバムを見て「自分はおよめさんっぽい人材じゃないな」と思ってたけど、やっぱりそうならないで生きてますもんね。