パリジェンヌに近づくために、彼女たちの特徴を10個集めました

しばらくパリで生活して、いろいろなパリジェンヌを見ました。

その結果わかったのは、素敵なパリジェンヌが共通して持っているのは財力でもなく持って生まれたルックスの良さでもなく、「センスの良さ」であるということです。

服のセンスもそうですが、生活とか人生のセンスも大事です。

外見のセンスがないとただの地味な人だし、内面のセンスがないと服に着られるし。

というわけで、そんなパリジェンヌによくみられる特徴を、

  • 見た目編
  • メンタル編
  • 生活編

にわけてお送りします。

 

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見た目編4つ

「可愛い」コーディネートをしない

街中のファッションは、モノトーンやベージュなど落ち着いた色使いが中心です。

ふわふわした服とか子どもっぽい色使いはなし。大人だし。

パリジェンヌは、ボディラインがはっきりわかる服や胸元の開いた服を着ることも多いですが、品位は大事です。

  • あまりにスカートが短い
  • あまりにヒールが高い
  • あまりに派手

だったりすると、下品と思う人もいるので注意。

 

一目でわかるブランド品をもたない

お金持ちのマダムは別として、普通のパリジェンヌはブランドを全面に押し出していないシンプルなものを愛用している印象です。

パリジェンヌは、ルイヴィトンとかシャネルとか、そんなに持っていないと思います。

むしろ観光客とか外国人のほうが持っている気がする。

 

ネイルはシンプル

そもそも塗っていない人がほとんどです。

塗る場合は、あまり長くない爪に赤とかボルドーといった濃い色の単色使い。

凝ったネイルアートはせずに、シンプルでシックで大人っぽいのが大事です。大人だし。

 

無理な痩せ方をしない

痩せ形とかグラマーとか、持って生まれた体質は人それぞれです。

グラマーで魅力的なら、別にモデルみたいに痩せようとする必要はありません。

素材を生かして堂々としていればいいみたいです。

 

メンタル編3つ

アンチエイジングにこだわりすぎない

日焼けによる肌ダメージを全く気にしていないわけではないでしょうが、しかし、一番大切なのはそこじゃありません。

「ビーチに行って太陽の光を浴びない人生なんて」

とか思ってそうです。いや絶対思ってる。

じっさいバカンスのビーチでは、高校生から年季の入ったマダムまで、普通にビキニで日焼けに勤しんでいます。

ちなみに「年だから」「体型に自信がないから」水着を自重しようという発想はありません。

 

人に頼って生きていこうと思っていない

パリでは既婚でも子持ちでも仕事をしているのが普通なので、経済的に自立しており、パートナーへの愛がなくなったら別れます。

精神的にも対等な大人同士なので、言いたいことは言います。

 

人の目をあまり気にしない

「自分は自分、人は人」という考え方の人が多くて、ご近所づきあいや親戚づきあいも、粘着質な付き合いはあまりしないです。

ただ、大切な家族や友だちがトラブルに見舞われているときは、すごく気にかけたり助けたりしてくれます。

 

生活編3つ

ざっくりした衛生観念

パリジェンヌは髪を毎日洗いません。髪が傷むからだそう。ほかにも

  • パンを直接そのへんのテーブルにのせる
  • りんごを学校の机に置いてそのままかじる
  • 土足の家の中で気まぐれに靴を脱いで歩き回る

というような「それ汚いんじゃ…」ということが多々あります。ざっくばらんです。

 

お金をかけない楽しみかたを知っている

パリジェンヌはよくお散歩したりピクニックしたり、家に招いたり招かれたりしています。

服も山ほど持っていたり頻繁に新調している感じはあまりないです。

パリの生活費が高いことも関係しているかもしれませんが、物を大事にして古くても良いものを使い倒そうという発想があるらしく、あまりいろいろとものを買ったりしないようです。

 

自分の時間を確保する

仕事に打ち込んでいる人はいるけど、四六時中仕事しかしていないという人は少ないです。

夕食には帰るし週末は休むしバカンスもあるし、その時間に自分の好きなことを楽しみます。

読書、映画、美術、音楽、スポーツなど、仕事以外にもやり込んでいることがあり、それがまたなかなかの腕前だったりします。

 

今までに見かけた素敵なパリジェンヌ

ときどき、あんまり素敵なパリジェンヌを見かけて「ハッ」とすることがあります。

  • 女優みたいに大きな帽子をかぶって、白いセーターに青いスカーフを巻き、赤い口紅をしていた若い女性
  • スタイルもセンスも抜群で、筋肉質のスレンダーな身体にボリュームあるアフロヘアがすごくかっこよかったアフリカ系パリジェンヌ
  • モダンアートの美術館で見た、エクリュコーディネートが気品あふれるブロンドのマダム

などなど、素敵すぎて物陰からちらちらと盗み見ましたよね。怪しい。

 

彼女たちのセンスをうまく盗みたいと思いつつも、じつは正直言うとパリジェンヌを目指さなくていいと思うんですという気持ちもあります。

単なる真似になってもつまらないと思うので。

 

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