PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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芸術家でにぎわったモンパルナスのカフェ「La Coupole」に一度は行ってみよう

      2017/12/16




coupole「La Coupole」は、1927年に開店した有名なカフェ。お店の名前は「丸天井」という意味で、その名の通り丸天井があります。

昔はたくさんの芸術家がここに来ていました。開高健はここでサルトルと会ったそうです。池波正太郎のエッセイにもこのカフェのことが書いてあります。

そういうわけで気になるカフェだったのですが、とあるフランス人女性との待ち合わせの際、ここが指定されました。やった!C’est parti !

 

かつての常連はそうそうたる顔ぶれ

待ち合わせ時間より少し早めにお店に到着して、店内をじっくり観察。池波エッセイには内装に赤が使われてると書いてあったけど、1988年に改装されたらしく、当時とは変わっていました。

壁には常連であった有名人の写真がたくさん飾ってあってあります。ぱっと見でピアフ、ピカソ、コクトーなどなど。ここに通っていた人たちは他にもフジタ、サルトル、ヘミングウェイ・・・ってwikipediaから拾ってきたまんまですけど、そうそうたる顔ぶれです。

 

日本通のフランス人とおいしいショコラ・ショーを

そんなこんなで、待ち合わせていた女性と会いました。なんと羽織・足袋・草履に軍手(手袋代わり)といういでたちで登場。見た目から日本を感じる!

La Coupoleを指定した彼女いちおしのショコラ・ショー(ココア)を飲みながら、日本のことなど雑談。これはたしかに美味しいです。濃い。

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80代の彼女は、小さな頃から日本が大好きで滞在経験もあり、言葉も話せるとのこと。うまくいけば言語交換をしようという話です。

日本を初めて訪れたのは1969年で、能をたしなみ、詩吟が好きで、黒澤映画をすべて鑑賞し、裏千家の茶道を習うこと10年・・・ってきりがないのでこのへんにしておきますが、もう負けてる。日本人として断然負けてる。

 

お店のスタッフも国際色豊か

日本語であれこれ話していたら、上海出身のサービススタッフが会話に混ざってきました。好青年。彼はフランス在住6年で、堂々としてるし言葉もすごく流暢。素晴らしい。

アラブの王子様みたいなスタッフ(たぶん)もいました。最初はお客さんだと思ったけどずっと歩き回ってるので、どうもお店の人のようです。どうして彼だけあの衣装なのか、本当にお店の人なのか、謎は深まるばかりですが、なんかとにかく歴史と伝統とコスモポリタン的な感じがしました。La Coupole。

 

ゆっくりできて良い感じです

初めてのLa Coupoleは、芸術家の残り香と、日本への熱意と、謎のインターナショナル感に包まれていました。歴史あるお店だけどスタッフも気取らず優しく居心地よく、その後もちょくちょくショコラ・ショーを飲みに行っています。

待ち合わせをした彼女とは、日本語とフランス語の言語交換を始めました。

今日の一冊

フランスでも人とたべものに軸を置いて展開される池波エッセイ。池波正太郎もここを訪れたと思うと感無量です。

本日のお店

La Coupole

102 Boulevard du Montparnasse, 75014 Paris

http://www.lacoupole-paris.com/en/

 

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