PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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【B2への道】試験対策のプロが教えるDELF B2攻略法

      2017/01/02

delfb2

先日、3月のDELF B2試験がありました。

と言いつつ私は未受験なのですが、今いるクラスがDELF B2まっしぐらコースと化していたため、勉強法についていろいろとアドバイスが受けられました。今後受験するときには役立つことと思われます。

あとで聞いた話によると、クラス担任の先生は

「対策本も執筆しててDELF界(!)でちょっと名の知れた人物」

だそうで、C1の口頭試験の試験官でもあるようです。そりゃ熱入ってたわけだ。

というわけで、B2受験を考えている方や、私が忘れた時のために、勉強法の要点をシェアします。

 

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フランス語運用能力をはかる、DELF B2試験概要

さらっとご説明すると、この試験は

  • リスニング
  • リーディング
  • ライティング
  • 口頭試験

から構成されています。口頭試験だけ別日程で、他の三つは同じ日に行われます。

100点満点で、50点以上とれば合格。各項目は25点満点ですが、5点を下回る項目があったら不合格です。というか、公式情報はこちら

 

リスニング試験のポイント

流れとしては「設問を読んで内容を把握し、テープを聞いて答える」というものです。

ほいでコツですが、

  • スペルミスは許される
  • が、質問に対応した答えを書くこと
  • 余計なことを長々書いて時間を無駄にしないこと
  • 記述式の解答欄は文法ミスに注意

といったところです。

綴りのミスには寛容なようですが、たとえば「彼は何人ですか?」という質問に「日本」と答えてもダメ。「日本人」と答えましょう。つまり、質問の趣旨に沿った回答を心がけましょう。

内容をわかっていることを的確な解答で試験官にアピールするのが肝、のようです。

 

リーディング試験のポイント

これもまず設問を読み、一度ざっと文章に目を通します。そのあとで質問に答えつつ、箇所によってはもう一度読むなどして解答していきます。

読む速さと単語量が大概勝負を決めるんじゃないかと思うんですが、解答のポイントはこちら。

  • 解答欄の形式によって書き方を変える
  • 記述式の解答欄は文法ミスに注意
  • 引用するときは過不足なく、的確な箇所を

解答欄については、キーワード単位で答えればいい欄と、記述式の欄があります。キーワードであれば「ジャパン」「2億4千万」とか聞かれたことだけ答えればいいわけですが、記述式の時はきちんとした文章になっていることが大事です。要点を盛り込みつつ、自分の言葉で説明しましょう。本文の丸写しにならないように。

引用を求められる問題では、引用前と後にギョーム«  »を忘れず、中略は(…)で表現するなどして過不足なく。

« 見つめ合う視線のレーザービームで (…) 素敵なことを探してるのさ »

みたいな感じですね。

 

ライティング試験のポイント

手紙形式が多いみたいですが、たまに変化球もあるみたいです。いずれにしろ、求められている形式にきちんと沿ったフォーマットで書くことが重要。おなじみの

  • 導入
  • 3段落構成で議論組み立て
  • 結論

みたいな感じになるわけですが、議論の組み立てはメリット・デメリット両面を盛り込むこと、多角的な視点を提示することが良しとされるようです。

たとえば、市長へ何らかの要求の手紙を書いてくださいというお題だったら、自分(市民)側の視点だけでなく、行政にどういうメリットがあるか、他にも環境にいいとかなんとか、多様な観点から内容を構成しましょう。

その他気をつけるポイントは、

  • 時間配分に注意し、推敲の時間をとること
  • 単語数は規定の±10%におさめること
  • スペルミスには寛容だから気にしすぎない
  • 単語の豊富さ・適切な使用を心がける
  • 同じパターンのミスを繰り返さない(正しく習得していないと見なされる)
  • 文章のバリエーションは豊かに
  • 条件法、接続法を少なくとも一度ずつは使いたい

こんなところでしょうか。

 

口頭試験のポイント

口頭試験は、2つのテーマに目を通して1つを選択し、30分の準備のあとに10分の発表、10分の質疑応答で構成されています。発表は7分以上話せば良いみたい。内容は

  • テーマの説明(45秒もあれば十分)
  • 問題提起しつつ議論の要点を先に短く伝える
  • 3つのパート構成で議論を展開
  • 結論

といった感じで進めます。

議論の展開のしかたはライティングの試験と大体同じです。接続詞をうまく使って、構成がごちゃごちゃにならないように、すっきりわかりやすく進められると良い感じです。

その他の注意点は

  • くだけた表現を使わない
  • メモを見るのはほどほどに

です。

もちろんtuではなくてvousを使い、trucとか口走らないように気をつけ、”c’est difficile de 動詞” のような文は “c’est” よりも改まった “il est” を使う、同じくカジュアルな “ça” は避けて “cela”を使うなどなど。

 

ライティングと口頭試験で稼ぎましょう

とまあ、基本的なフランス語力があって、このあたりのことに気をつけられれば大丈夫なんじゃないでしょうか。受けてない私が言うのもなんですけどね!

ちなみに、リスニングとリーディングより、ライティングと口頭試験のほうが点をとりやすいそう。言い回しや構成など、ある程度作戦を立てて臨むことが可能な後者2つで、前者2つの失点をカバーすると良いとのことでした。

なるほどね、私なんかよくリスニング惨劇になるし、リーディングもテーマによっては大惨事になるし。うーん、まだまだ単語増やそう・・・

本日の一冊

そんなDELF界(!)で名の知られた先生が書いたB2対策本はこちらです。レビューでも評判良いみたいなので、対策本をお探しの方はぜひ。

 

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