PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

*

端唄を口ずさみつつ、むかしの東京・江戸を感じる散歩に出かけてみた

      2017/01/02

IMG_4802

私が端唄を習い始めたのがたしか2012年の終わり、母が始めたのがその1年半前ぐらい。そこから、ふたりに空前の「江戸ブーム」が到来しています。たのしい、たのしいよ江戸!

今更なにをという向きもあるかもしれませんが、札幌在住の私たちからすれば東京も海外なので、まるっきり観光客目線でたのしんでいます。ああ東京ちょっと住んでみたい。とパリに戻ってきてつくづく思う、心はいつでも札幌市民の私。

そういうわけで、5月末の東京散歩の様子をお届けします。ぶらーりーぶらーりーというたもんだいーちゅう〜♪ってそれ東京やない、「長崎ぶらぶら節」や!

 

スポンサーリンク

 

まず「神田まつや」でおそばをたぐる

IMG_4810

池波正太郎のエッセイ好きであるからして、来てみたかった神田まつや。

早めに着いて、開店と同時に中に入りました。お店の中も良い雰囲気!こういう古いところが残ってるのってつくづくいい。絶対いい。これからどんどん混んできそうだったので、シンプルにもりそばを一枚頼みました。とっても美味しかったです。

 

「かんだやぶそば」より好きかも

まつやで相席になったおじ(い)さんは、店主と同級生で、気心知れた常連である様子。私たちが昨年はやぶそばに行ったという話をしたら心底残念そうな顔をなさり、いわく

「あっちは量だって少ないし高いでしょ。だいいちこっちのほうが美味しいよ」

やぶそばの天たねもお蕎麦も美味しくいただいたけど、確かにお蕎麦の量はここより少なかったなとぼんやり思い出していると、至極まじめな顔で頷いている母。どうも昨年、やぶそばで美味しくいただいたあとのお会計で、お釣りを投げて寄越されたことが心に引っかかっているようです。

「また来てくださいね」

とおじ(い)さん。母も私もすっかりいい気分でお店を出て、今度来るときはお昼のお客さんが引けたころ、ゆっくりできる時間にお酒もつけてもらおうと話し合いました。

 

端唄の雰囲気向上のため、江戸東京博物館へ向かいます

IMG_4829

そこから「江戸東京博物館」へ。端唄をやっていると歌詞に江戸の風景がどんどん出てくるのですが、当然よくわからないことも多い。自分がわからないことを唄って伝わるわけない。というわけで、いつか粋に唄えるように勉強勉強。両国へ向かいます。

きょうはーりょうごくーで〜♪とかなんとかいいつつ、両国に到着。近くを少しお散歩し、回向院の墓地をぐるりと見学し、「風の蔵」というお店でジューシーなメンチカツを買ってはんぶんこ。ではでは、博物館へ!

 

江戸の生活を知るのって楽しい

常設展のチケットを買って、お土産屋さんをチラ見しつつ、展示室に入ります。お城や町のミニチュア展示があって、これがとってもいい!なんで写真とらなかったんだろう私。実際の江戸の生活が細かく再現されているほか、知識面でもおもしろい展示が多いです。

IMG_4832
IMG_4816

江戸の生活と人生ってこういう感じだったんですね!こりゃいいや。男性が第一子を持つ年齢が31歳と意外と遅い。でもって56歳ぐらいで死去か。

 

IMG_4817

こちらは日常の膳。わるくないわるくない。もうちょっと緑の野菜があれば全然わるくない。

 

IMG_4836

こういうのもおもしろいですよね。江戸のデザインかっこいい。歌舞伎の意匠もあります。歌舞伎座でこういう手ぬぐい売ってたなあ。

このあとは歌舞伎コーナーがあり、助六の舞台が再現されていました。スイッチひとつで團十郎の台詞を聞くこともできます。前日に歌舞伎座へ行ったので、知ったふりして三回連続再生する私。同じコーナーに中村屋の芝居小屋も再現されていました。今、勘三郎さんのことを本で読んでいるので、ここはまた見たいなあ。

 

名取式の下見に湯島天満宮へ

IMG_4789

時間の限られた東京見物ですので、前日の歌舞伎鑑賞とあわせて、むかしの東京・江戸を感じるお散歩はここまで。

最後の写真は湯島天満宮です。私たちの習っているところでは、名取式をここでするらしいのです。何年後になるかわからないけど、そのうちまた来るぞ!あ、あそこに梅の実が落ちてる。それにしても私の「梅は咲いたか」上達しねーなー。道のりは遠し・・・

駅までの帰り道、池波正太郎のエッセイに出ていた和菓子屋の「うさぎや」さんは残念ながらお休みだったのですが、「肉のタカオ」さんでメンチカツをひとつずつ食べる。注文してから揚げてくれて、とっても美味しかった!

 

まとめ

メンチカツ食べすぎ。

というのはいいとして、私はやっぱり最新スポットよりも、むかしの雰囲気が感じられるところが好きです。なにか和の習い事をしてみるといっそう楽しい!端唄の歌詞には、地名や当時の生活用品、名産品なんかも出てきたりするので、そういうことが知識としてつながると、おも〜しろ〜や〜♪とこれは「浅草まいり」の最後の節。

本日の一冊

同学年でよきライバルでもあった勘三郎さんと三津五郎さんの成長と活躍を、ふたりと親交のあった著者が年代順にまとめた本。ふたりが故人となってしまったことが、歌舞伎界にとってどれだけの損失かよく伝わってきます。

本日のお店

神田まつや

東京都千代田区神田須田町1-13

http://www.kanda-matsuya.jp/

本日の美術館

江戸東京博物館

東京都墨田区横網1-4-1

https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

 

スポンサーリンク

 

 - 日本のこと