PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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フランス人の「生涯恋愛現役の秘訣」は案外シンプルなことじゃないかと思う

      2017/12/15




IMG_0226日本の本屋さんで見かけて気になっていた「パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ」という本を読みました。

どうしてこの本が気になっていたかというと、フランス人の友だちはいても、案外その親は外国人だったりする。もしくは芸術家だとか哲学だとかラスタだとかで、みなさま文化的背景と個性がバラバラ。恋愛についても「なんとなく傾向はある気がするけど、正直よくわかんない」状態なのです。

本を読むと現地にいながらにして「そういう人もいるのか」と感心することしきり。へええ!と驚く部分あり、共感する部分ありで、おもしろかったです。

 

フランス人の仁義なき戦いぶり

恋の相手の回転の早さなんかは読んでて「ヒッ」(昔の少女マンガの白目のないびっくり顔で)って思います。おそろしい。しかし、すがすがしい。

たしかにフランス人ってあまり我慢とか妥協とかないですよね。だめだったらさっさと次行ってしまうし。

しかし私の周囲の人たちは、本の登場人物よりはまったりしてるみたいです。そりゃあ日本人よりは概してテクニックあるし、お花をプレゼントしたりキャンドル灯したり離婚したりしますが、それはもう小さい頃からの慣れって感じですね。お花とキャンドルはちょっとしたディナーでも普通に用意するし、両親はけっこう離婚するし。

 

フランス人にとっての「魅力的」

本でも言っているように、知的でユーモアある会話が好まれるっていうのはありますね。

ルックス的には持って生まれた素材を生かしたほうがいいみたいです。作り込みすぎず、奇をてらわず、ナチュラルが好きなよう。

フランス人の発言を日々聞いていると

「会話のセンス+素材を生かした身なり=魅力的」

と考えている感じがします。それがツボにはまると、造作がどうであれ、いや造作まで整って見えてくるのか、「あなたが一番素敵」とかどんどん言ってきます。言ってる人は本気でそう思ってるので、まあ嘘ではない。

 

子供がいても年をとっても引退しない

実際なにが「生涯恋愛現役の秘訣」かというと、フランス人はいかなる状況でも恋愛をあきらめないってことです。

  • 子供が小さい
  • 子供が思春期で難しい
  • 仕事が忙しい
  • こんな歳だし
  • 親も歳だし

これらはどれもたいした問題ではないらしく、小さな子供は預け、思春期には説明し、仕事は切り上げ、年齢は気にしない。こうして、彼らはいつでも市場に出回っているようです。

よって経験が蓄積され、企画や演出・口説き文句の技術が向上し、その結果として魅力的でセクシーなフランス人ができあがる、と。

 

まとめ

とにかく現役引退しないという意識さえあれば、秘訣というかテクニック的なことは、あとからついてくるんじゃないでしょうか。シャンパンとかショコラみたいな枝葉は個々人の得意とするところを応用すればいいわけで、この本から学ぶのは「生涯現役でいいんだ」という熱意と気迫、言い換えれば開き直りのような気がします。

本日の一冊

「亡くなったパートナーがいちばん」「ひとりが気楽」というフランス人もいるし、本の登場人物のような人たちばかりではないことを頭の片隅に置きつつ、参考にできるところは参考に。

 

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