PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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ローマ時代や中世の建築が残るプロヴァンスの町:アルル、レ・ボー、バノン

      2017/12/13




img_5523バカンス前半はプロヴァンスに行ってきました。

噂に聞いたとおり美しい地域で、あまり写真をとらない私もちょこちょこと撮りました。エクサンプロヴァンスやマルセイユにも行きましたが、小さな町のほうが印象に残ったので、そのあたりをいくつか写真つきでご紹介してみたいと思います。

 

プロヴァンスとは

region_provenceフランスの南で、イタリアと国境を接する地域です。

乾燥していて気温も高く、私の行った8月上旬は35℃を連発。でも、空気がからっとしているのでそんなに汗をかきません。東京の28℃のほうがよっぽどきつい。

ただし日差しは強烈ですので、お越しの際は日焼け対策を忘れずに。それでも焼けますけどね、うふ。

 

ゴッホゆかりの町、アルル(Arles)

img_5414昔の建築がたくさん残っている、わりあい小さな町です。ゴッホが養生したという病院の建物もあります。

町でばったり知人に会って家にお邪魔しましたが、昔は教会付きの修道院だったところを改装したアパルトマンでした。エントランスは昔の回廊で、ほとんど廃墟のような放置ぶり。なんでもアルル市は財政が豊かでなく、修繕の予算がないそうです。しかしあんな中世のままのところからドアを入っていくなんて、すごい家。

 

img_5409町の中心の広場。役場があります。

 

img_5425名前は共和国広場のようです。

 

img_5411広場の中心の噴水。「飲み水ではありません」とありますが、飲みたくありません。

 

img_5419役場向かって右手にある、教会の扉。装飾が素敵。

 

img_5427
arles_gogh

所変わって、フォリュム広場。ゴッホの絵に描かれているお店です。

絵のこともあって有名になったであろうこの広場は観光客向けすぎるので、お店に入るのはおすすめでないとのこと。写真をとってそそくさと退散。

 

img_5429そのへんの街角。こういうのが好きです。

 

img_5432アルルの円形闘技場。この町のローマ遺跡郡は世界遺産になっているそうです。そういえば劇場とか公衆浴場とかありましたね。さらっと通り過ぎたけど。

 

 レ・ボー=ド=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)

img_5464山の上にレ・ボーの城が見えてきました。

このあたりは岩がいっぱいで、その岩山の上に、小さな町があります。観光客でいっぱいだけど場所を見つけて車を停めて、すこし山を登る。

img_5448中世の扉!ここが町の入り口ってことですね。中に入ると

 

img_5441こんな感じの、中世の町です。

 

img_5437この石造りの感じ、すごくいいです。観光地化しすぎてセンス悪いお店が増えてるのが残念ですが、それでもちょっと路地に入れば中世のままの道に行き当たります。

昔はこの小さな町に4000人も住んでいたそうです。現在は500人。それでもよく住んでるなという感じ。買い物とか不便そうだなー。

 

チーズで知られる町、バノン(Banon)

img_5576山を登っていく感じで到着。この町は、山羊の乳のチーズを栗の葉で包んだ、その名も「バノン」というチーズで有名だそうです。

 

ここではお昼を食べました。レピュブリック広場のテラス席で、たぶん料理はすぐそこのピッツェリアから運ばれてきてる。ピザ頼まなかったし期待薄。

img_5577と思ったらすごくおいしかったです。マグレ・ド・カナル。お肉の切り込みの入れ方が秀逸で、ソースがものすごいはちみつ感。オレンジのはちみつ漬けもおいしい。優勝。これ食べるためだけにまた来たいです。

 

img_5578お腹いっぱいになって散歩していると、すぐそこに本屋さんがあります。お店の中は間口から想像したよりぜんぜん広い!品揃えも豊富です。

 

img_5587本屋を出て登っていくと、昔の町の入り口に着きます。扉の上にはたぶん昔の領主の家紋が彫られています。だいぶ風化しているのもいとをかし。中は中世の町並みそのままという感じです。

 

番外編、コロラド・プロヴァンサル(Le Colorado Provençal)

町歩きではありませんが、変わっていておもしろかったので。

img_5562エクサンプロヴァンスから車で1時間半ほど走り、駐車場に車を停めて、ちょっとしたハイキングのような森の中を歩いて行きます。

ここは採掘場のあとらしく、何らかの成分によって土に色がついています。赤だったり、黄色っぽかったり、白くてすごく細かい土のところもある。天然のパレットという感じで、ちょっと不思議な景色です。

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お近くにお越しの際はどうぞ。ゆっくり行って二時間ぐらいの見学です。

 

歴史ある街並みがすばらしい

日本だと博物館入りしていたり柵の向こうで保護されているようなものを、手に触れられる範囲で見られる幸せ。プロヴァンスは中世の雰囲気を色濃く残している小さな町が良かったです。10代のころ、曽祖父の本棚からよくタイムライフブックス「ルネサンス」の巻を出して眺めていたのを思い出しました。

本日の一冊

なんとアマゾンにありました。1966年刊、さすがに古本での取り扱い。今では読むというよりコレクター用だろうけど、これ、面白かったなあ。この本自体が、90年代後半に10歳そこそこだった私にとってはじゅうぶん年代物でした。

 

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