PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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クラシック音楽の教養とコンサートのマナーのこと

      2017/02/13

先日イタリア人女性(推定70代前半)と同居人と、パリのla Coupoleでコーヒーを飲んでいました。9月の友だちの結婚式で知り合い、この日はじめて待ち合わせをしておしゃべりをしていたのです。

アメリカ生活が長く、日本にもビジネスで訪れ、現在はパリに落ち着いている彼女は、人生を楽しむ教養が豊富。同居人とはクラシック音楽の話で盛り上がっていましたが、私はあまりその方面は明るくないので、残念に思っていたのです。

しかしそれからわずか2日後、突然コンサートに行く機会に恵まれました。やった!

 

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小さな町でも機会はあります

ヴァカンスでブルターニュのロスコフに着いた翌日、夕食の支度をしていると、隣人(横のアパルトマンを持っている同居人の姉)がやってきました。

「20時半ぐらいに教会でコンサートあるけど行かない?」

この時点で19時45分。時間ない!しかし超速で食事を済ませてコンサートに行きました。教会に集まっている人は思ったより少なく推定50人ほど。そして寒い。

演奏するグループはヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロからなる4人組「Akos(アコス)」。

演奏する作曲家はハイドン、ベートーヴェン、ドヴォルザーク、だそうです。

ちなみにヴィオラはフランス語で「アルト」、ドヴォルザークは「ヴォルジャック」と聞こえるので、最初はドラゴンボールのボージャックみたいな名前だなと思っていました。「『新世界より』の人」と言われてドヴォルザークとようやく気づくありさま。

 

素晴らしい演奏を素晴らしいと言える教養

最初はハイドンでしたが、その演奏が終わった時点で同居人と姉

「すっっっごく良い」

「呼吸が合っている」

などなど絶賛の嵐。全員すばらしい技術の持ち主だそう。同居人と姉は楽器をやっていたからよくわかるんでしょうね。

私はクラシック音楽のインプットが少ない=比較対象が少ないため、「なんか良い気がする」程度のぼんやり感が情けない。自信を持って「これは素晴らしい!」と言えるぐらいの教養が欲しい。

しかしその程度の素人でも、じわじわと素晴らしさがわかってきました。ドヴォルザークの緩急が楽しかったです。それにヴィオラ奏者の表情豊かなことときたら、見てるほうの表情まで豊かになります。クラシックってあんなに楽しそうに演奏できるんですね。すごいや。

 

コンサートにおける拍手のマナー

ところでコンサートについて同居人と姉が言っていたのが、

「拍手しないところで拍手する人が多すぎる」

ということでした。というのも、楽章と楽章の間は本来拍手をしないんですね。私はクラシックを聴いても未知との遭遇がほとんどなので、同居人が拍手するタイミングで拍手します。このさい音楽を知っている人を真似るのが一番安全です。

フランス人はこんなこと全員知っているだろうと思っていましたが、コンサート前半では半数近くの聴衆が、しなくていいところで拍手をしていたので、ちょっと驚きでした。

 

まとめ

クラシック音楽についてもっと知りたいし楽しみたいので、こういうコンサートの機会は逃さないようにしたいものです。音楽への造詣を深めるには楽器の演奏を学ぶのも効果てきめんでしょうね。コンサートでは演奏家や周囲の聴衆に失礼のないように、マナーもちょいちょい気にしつつ。

 

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 - フランス生活