PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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フランス人と日本旅行中に起きた行き違いの傾向と対策

      2017/12/12




6月末から日本に帰ってきています。そこに先日、合計で3週間半ほど、同居人が日本へバカンスに来ました。北海道で合流してちらりと観光し、その後は湘南と東京へ。

日本が楽しくて楽しくて、同居人はめそめそしながらフランスへ帰って行きましたが、途中でもめました。向こうも日本人と日本語に囲まれてつかれたと思うけど、日本語のできない外国人をエスコートするのってすっごいつかれる。

ぎすぎすしていたときに話し合った結果、お互いになにがうまくいっていないかがわかり、解決策も見えてきました。

 

傾向1. 外国語でつかれる

同居人にとっては、やはり四六時中日本語環境にさらされるのが大変だったようです。そりゃそうだわな。私だってフランスに渡った当初はすっごいつかれたもの。

そういうわけでともかく、私は通訳にまわりますが、これが思ったより難しい。

  • 通訳の入る隙をつくらず話し続ける日本人
  • 話がわからないなりに何か言おうとするフランス人

の間に入ったりするわけで、ともするとあっちとこっちから日本語とフランス語で全く別の内容が飛んでくる。ちょ、どっちかにして!

フランス語や英語の堪能な友だちに会った時は「救われた」と思ったものです。片言の英語やボディーランゲージで同居人と直接コミュニケーションを取ってくれる友だちにも感謝。ありがたや。

 

傾向2. 不公平感でつかれる

同居人は、フランスで自分がしていることに比べて、日本での私のよるフォローが少ないと思ったようです。会話でわからないこととか、美術館の展示の説明とか、たしかに同居人はフランスでの私の理解不足をいろいろ補ってくれる。

でもちょっと考えてみなよ、

  • 同居人はフランス語の内容をフランス語でフォロー
  • 私は日本語の内容をフランス語でフォロー

ほら私の方が絶対大変じゃん、と説明したらわかってくれました。

 

傾向3. 習慣の違いでつかれる

わかりやすく違う部分、

  • 箸からものが落っこちる
  • サンダルを履いたまま玄関から上がってきた!

なんかは笑って済みますが、厄介なのが目に見えないちょっとした感覚の違い。たとえばお店で昼食をとるときなど、日本人はわりと

「並んでいる人がいるから、さっと注文を決めてさっと食べて出よう」

といった気遣いをします。でもそのあたり鷹揚なフランス人は

「このメニューとこのメニューの違いはなに?」

ときっちり理解すべく何度も質問を投げてくる。私は

「youざっくり理解できしだい注文しちゃいなよ!」

と思ってしまい対応が雑になる。同居人にとっては「なんでこの人いらいらしてんの?」となり、この手の出来事が蓄積し、ぎすぎすしてくると。

 

対策

日本語と日本の常識がインストールされていない外国人と日本に滞在するのは、なかなか骨です。おつきあい初期であればお客様感覚でもっと優しい気持ちになれるんでしょうが、なまじ年数が経ってくると、ついいろんなことを期待してしまう。

そこで私にできることは

  • 相手の行動が日本的ふるまいや気遣いから外れていてもいらいらしない
  • 相手の言語でもっと説明できるように語彙を増やす

相手がしてくれると助かることは

  • 日本語を少しずつでも習得する
  • 日本には日本のマナーがあることを理解する

ということです。それでは世の中の国際カップルのみなさま、Bon voyage !

 

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