EU内でフライトキャンセルにあったので補償金を請求しました
2018/01/30
前回までのあらすじで書いたように、フランクフルト発パリ行きのルフトハンザ便がキャンセルになり、空港内で一晩過ごしました。
長旅の末フランスの家についたわけですが、こういう場合って補償金を請求できることがあるみたいですね。さっそくやってみました。
航空会社責任・急な欠航だと補償があるかも
フライトキャンセルの顛末を聞いた同居人が「補償とかないの?」というので、「何も言われてないしないと思うけど」と言いつつ、あったらアレなので一応ネットで調べてみる。
ルフトハンザのサイトによると、
ご予約便が欠航または大幅に遅れた場合、あるいは予約確定済みの便への搭乗を拒否された場合、
2005年2月17日発効のEU規則261/2004に基づき、旅客の皆様は以下のような権利を有し、問題が生じたフライトの運航航空会社が責任を負います。
おっ!
ご予約確定済みのフライトが欠航となった場合にも、上記と同様、お客様には代替便の手配、付随サービス、払い戻し、補償を受ける権利が発生します。
ただし、上述のEU規定に基づき、欠航理由が、悪天候、政情不安、ストライキ、保安上の危険、予期せぬ飛行安全上の問題のような、いかなる対処によっても防ぐことのできない、特別な事情によって発生した場合には、航空会社は免責となります。
事前に欠航の知らせがなく、整備トラブル、ということは、いけるかも!
補償金の代行サービスサイトを利用しました
ググってみたところ、refund.meというEUのルールに則った補償請求を代行してくれるサービスがあり、成功報酬25%で請求を代行してもらえるとのこと。
今回のケースで見積もってもらうと、補償金はおよそ250€らしい。これはやってみるしかない。
必要な情報はおおよそ、欠航便の情報・振替便の情報・それらを証明する書類のデータ(私は両便のチケットの写真を撮りました)。それからチケット番号、名前と連絡先。
順調に入力して、承りましたメールも届きました。あとは結果を待つだけなり。
補償金が振り込まれました
意外なほどスムーズに補償金が出ました。
- 9月29日:申請
- 10月2日:委任のサインを提出
- 10月20日:補償金の明細が届き、受け取り方法を指定
- 10月24日:175.62€が銀行口座に振り込まれる
手数料25%と税金19%を差し引いた金額をもらいました。めでたし!
ちなみに航空会社のサイトで自分で請求することもできるようです。サイトがわかりづらいようですが、語学力とやる気があればやってみても良いかもしれません。
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