PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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日本で平和に暮らしてると、知らない間に男女差別発言してるかも

      2017/12/12




「フランスに住んでいる」とひとくちに言ってもいろいろなパターンがあると思うんですけど、私の周りはよくよく男女平等・極右反対です。

そういう中で生活をしていて日本に戻ると、軽く逆カルチャーショックに出会います。日々の生活に潜む、差別とまではいかないけど、何か。そのうち忘れそうなので、今のうちにメモっておくことにします。

 

「女の子はピンク、男の子はブルー」

ピンクが「女の子らしい色」になったのって、エル・オンラインのこの記事によると、1953年に就任したアイゼンハワー米大統領の妻のマミー・アイゼンハワーの影響が大きいそうです。

それまではピンクもブルーも等しく「女の子らしい色」扱いであったとか。

ことほどさように、私たちの好みって、社会のなんやらとか小さい頃からの刷り込みが関わっているわけですよね。男の子に与えるおもちゃ、女の子に与えるおもちゃ、服の色、デザイン、それはどこからきたものであろうか。

 

「いいお嫁さんになるよ」

最近はこんなこと言う人もだいぶ減った感があります。女性でこのフレーズを本気で言っている人って、もはや私の周囲では見かけません。逆に言ってしまうのは、何不自由なく育った男性に多い。

それもただ「料理がうまい」とか「掃除洗濯の要領がいい」ことへの純粋な褒め言葉で、悪気はゼロ。この「悪気ゼロ」というのがポイントで、何不自由なく育った男子って、虐げられた経験がないんですよね。

同じ実力があるのに男子に昇進の話が先に行くとか、同じ親から生まれたのに女子だから喪主じゃないとか、そういう世の中の不公平に気づかず自分の幸運をただ享受してきた無邪気さが、こういうところにあらわれるわけで。

 

「山田太郎さんとご家族」

どこかの自治体の移住促進パンフレットを見ていたときのことです。

ある街に住む幸せなご家族の生活の様子が、いろいろなシチュエーションの写真とともに紹介されていました。それはいいんです。それはいいんだけど、タイトルが「山田太郎さん(仮名)とご家族」。夫だけじゃなく妻の名前も載せようぜ!と私は思いました。

ついでに言うと選択制夫婦別性制度が成立して、夫と妻の名前がそれぞれ載ると私はさらにうれしい。

だいたい、夫婦別姓制度反対に当たって「家族の一体感が失われる」とか言ってる人って、婚姻で名字を変えるほうの人とその生家の「一体感」のことをどう思ってるんですかね。どうせ自分とその生家の「一体感」は失われない前提だからどうでもいいんでしょうけど。

 

「女性としての幸せ」

文化でもスポーツでも、女性有名人が引退するときによく目にする「女性としての幸せを優先する」的なフレーズ。

別にその存在自体を否定はしません。が、だったらせっかくだし「男性としての幸せ」という概念も作ってもらいたい。その作業を通していろんなことが見えてくると思うんですが、いかがでしょうか。

 

まとめ

男女の平等に意識的になっていくのも、フランス生活の成果ですね。日本であまりこういうことを言って「めんどくさい奴」と思われてもアレなので、そのへんは時と場所をわきまえつつ、度を超えた男尊女卑現象を見つけた時には、陰口はこっそり言うようにしようと思います。

 

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