PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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歌舞伎座2018年6月、演目・役者・席・お弁当のことなど

   


数日前から一時帰国中です。

札幌に帰る前に少し東京に滞在して、歌舞伎を夜の部・昼の部と見てきました。飛行機を降りて歌舞伎座に直行し、16時半開演の21時10分終演。長かった!疲れてましたしね。しかしやはり楽しかったです。歌舞伎いいです歌舞伎。

ということで、素人の感想をば。

 

夜の部

3階B席で見ました。けっこう傾斜が激しくて舞台が遠いです。お弁当は歌舞伎座地下の「やぐら」で購入。

  • 夏祭浪花鑑 鳥居前・三婦内・長町裏
  • 巷談宵宮雨

ひとつめの演目は吉右衛門さんです。生で見られるだけでありがたい。今回は声の調子がいまいちだったのかなという感じでしたが、それにしてもポーズ(型?)が浮世絵のようで決まる決まる。むかしの美しさを感じました。

そして全く存じ上げなかった中村米吉さんという女形がものすごくきれい。声もきれい。本当に女の人が出てきたのかと思うほどでした。

それから余談ですが、端唄でやった「いざや」という曲が出てきて個人的に盛り上がりました。

ふたつめの演目は怪談。すごく良かった。全体的にちょいちょいコミカルなやりとりが挟まっていて笑えるのですが、後半もその雰囲気を残しつつ、しかし一気に怪談の本領発揮という感じになってきます。この演目は長い間上演されていなかったみたいですが、もっとやればいいのにと思いました。

配役もすばらしいです。ひとりひとりが輝いていました。だめ老人役の芝翫さん、それをやっちまう松緑さん、うそーってなる雀右衛門さん。よきかなよきかな。

 

昼の部

3階A席で見ました。やはりB席より断然見やすいです。お弁当は歌舞伎座向かいの「辨松」で購入。

  • 妹背山婦女庭訓 三笠山御殿
  • 六歌仙容彩 文屋
  • 酔菩提悟道野晒 野晒悟助

ひとつめの演目も昨日に引き続き、松緑さん大活躍です。なんだかすっかりファンになってしまいました。声量があってせりふが非常に聞き取りやすいし、姿形もきりっとしていてかっこいいです。松也さんもはじめてちゃんと見られました。うれしや。

ところでこの演目は予習したほうがいいですね。成立したのが最近ではないからか、わからないせりふがけっこうありました。

ふたつめは踊り。素養がないので専門的なことは全くわかりませんが、菊之助さんのバランス感覚に感心。菊之助さん素敵です。とにかく品があって美しいです。

最後の演目はエンターテイメント的なおもしろさでした。菊五郎さん好きだなあ。婦人画報2003年5月号の歌舞伎特集インタビューを読んだ時から好きだなあ。どこかロックです。とにかく最後の決戦がやたらかっこいい。あれは「音羽屋かっけえ!」って燃えるでしょう。あの傘私も欲しい。パリで使うの。いやもったいなくて使えないけど。いやその前に持てないけど。

そしてやはり中村米吉さんがどうしても美しかったです。前日見終わったあとから楽しみにしていましたが、やはりきれいでした。

 

今回学んだこと

まず席は3階A席推奨です。B席はかなり高い位置にあるので、見下ろす感が強い。何度も通う人ならここでも良いでしょうが、たまの観劇なら2000円多く出してA席。もちろん一等席や二等席で花道が見たいですが、一等二等と三階の間には深くて長い川があります。むこうに渡る手段はもちろん財力です。

でも、やはり生でみないと分からない魅力は満載なので、行かないよりは3階B席でも行ったほうがいい。

今回は中村米吉さんが本当によかったです。名前すら知らなかったので、見られて本当によかった。素人なので発見ばかりです。

それから観劇に欠かせないお弁当ですが、今後は「辨松」を定番にしようと思います。他にもおいしいお弁当やしゃれたお弁当はありますが、歌舞伎観劇のときは「むかしの味」を楽しみたいと思うのです。

ああ楽しかった。歌舞伎ってほんとうにいいものですね。

 

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