PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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フランスは「黄色いベスト」デモ真っ盛りです

   



フランスの「黄色いベスト」デモのニュースが日本でも報道されているようで、友だちから安否確認メッセージをもらいました。

たしかにパリ(の一部)は燃えているらしいですが、私とその周辺は平常運行です。

 

「黄色いベスト」デモとは

デモの経緯

うちにはテレビがないし、フランスは新聞宅配がない=習慣的に新聞を読まないので、私はあまり状況がわかっておりません。

が、ざっくりした経緯は

「ガソリン税値上げ反対運動がマクロン大統領批判に発展した」

ということらしく、そのうえ、ことはだんだん複雑になっている模様です。

 

デモのとき・ところ

今回のデモはインターネットを通じて呼びかけられていて、ために、どこの道でデモが展開されて封鎖されるかはなかなか前もってわかりません。

というわけで、パリの一部が燃えているほか、フランス国内の高速道路などでも、予定外の立ち往生を余儀なくされる人々が出たりしています。

 

「黄色いベスト」の入手方法

「みんな黄色いベストをどうやって手に入れてるのかなあ、買ってるのかなあ」

と疑問に思っておりましたが、フランスの法律で、車には黄色いベストと三角表示板を積んでおかないといけないそうです。

車の故障なんかで一時停止しているときに使いなさいってことですね。

つまりフランスには車の数だけ黄色いベストがあるため、一同打ち揃って黄色いベストでデモに参加できるようです。

 

現在の運動を先導しているのは誰か

「ガソリン税値上げ反対運動」

初期の「ガソリン税値上げ反対運動」というのは、ガソリン税値上げで生活に打撃を被る人々を中心にした運動だったわけですよね。普通に。

たとえば公共交通機関のないところに住んでいて、通勤に車を使っている人なんかは、燃料代が上がることによって生活が厳しくなるわけですしおすし。

 

「マクロン大統領批判」

それがいつのまにか「マクロン大統領批判」に発展しているわけですが、その運動が

「どういう人たちによって」

「どういう展望のもと行われているか」

は、この先も注視していく必要がありそうです。

というのも、

「この運動の先頭に立っているのはじつは極右の人たちではないか」

という説があり、そうなると

「マクロン大統領が窮地に追い込まれたとして、そのあと台頭してくるのは極右政党の国民戦線だったりして」

という、それはそれでなんかまずいシナリオが待ち受けている可能性があるらしいのです。

 

そういえば先日どこかの記事で、国民戦線党首マリーヌ・ルペンの

「フランス国籍保持者はすべからくフランス風のミドルネームを持つべきである」

という主張を読んで、やはりぶっとんでるなと感心いたしました。冗談キツイ。

 

にほんじんSは  ようすをみている。

日本のニュースの「パリ都市機能麻痺」という見出しは大げさだと思いますが、それにしても

「パリでは1968年の五月革命以来の激しい運動である」

とはフランスの新聞も思っているようです。

 

フランス人が五月革命で石畳を剥がして投げながら勝ち取った現在の社会、とくに日本より進んだ男女平等意識にただ乗りしている実感のある身としては

「クリスマスプレゼントの買い物あるのにデモほんと迷惑〜」

みたいなことは言えないよなーと思いつつ、いつも通りの様子見です。

 

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