PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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正直言うとパリジェンヌを目指さなくていいと思うんです

      2018/01/30




IMG_1930このブログを訪れてくれた人の検索キーワードの中に、「パリジェンヌ なりたい」っていうのがあります。ふーむ、なりたいのか。

わかるんです。おしゃれできれいで、恋愛至上主義でいつまでも魅力的で、っていうイメージ。

でも、べつにパリジェンヌにならなくてもいい気がするんです。なろうとしなくていい気がするんです。というか、下手にパリジェンヌの真似をすると、遠ざかる気がするんです。

 

理由①パリジェンヌの美しさは様々だから

パリジェンヌは持って生まれた外見を生かしているので、個性がバラバラです。

いろんな人が一緒に住んでいるパリですから、美しさについては日本ほど画一的にならないですよね。顔立ちや肌・髪の色によって似合う色なんかも変わってきますしおすし。

だいたいみんなが一緒に住んでいるっていうことは、ほんとの白人、ほんとの黒人、ほんとのアジア人などがいるということであって、たとえばアジア人が白人みたいなルックスにしようとした場合、実際の白人から見れば興ざめの可能性大です。白人でもないうえにアジア人の良さも生かしていない謎の存在と思われてもいたしかたありますまい。

 

理由②パリジェンヌは作り込まないから

日々見ていると、たいていのパリジェンヌはナチュラルです。もちろん服のセンスが良い人も多いんですけど、そんなに気張ってないというか、普段着もかなりカジュアル。

彼女らは下地とファンデーションを駆使して毛穴の見えない肌を作りこんだりしないし、まつげエクステもネイルアートもしてません。

人間は人形じゃないですしね。ないものを付け足したり欠点をカバーするより、人間らしい自然な美しさを大切にしてる気がします。

 

理由③むしろ外見以外のことが大切だから

見た目の話ばかりしてきたものの、パリジェンヌは造作が美しい人ばかりではないし、モデル体型の人ばかりでもありません。

でもいいんです。彼女たちの武器は見た目だけじゃないので大丈夫、というかたぶんこっちのほうが大事なんですが、それは「知性」と「教養」です。

作品は氷山の水面に浮かんだ一部分にすぎない。その下に沈んだもの、これが読者をうつのである。——『風に訊け』開高健

という言葉が開高健の本にありますが、似たことのような気がします。

外見が「氷山」だとしたら、内面の魅力は「その下に沈んだもの」であり、沈んだ部分の豊かさが大事です。そこが充実していれば、ルックスが完璧でなくたって、まわりの人をうつんじゃないでしょうか。なんとなく素敵な雰囲気も出てくるのかもしれない。

 

誰かのコピーになっちゃだめです

パリジェンヌは自分の個性を生かして自然体でいるわけですが、それは「自分以外の誰かになろうとする」のをやめることでもあります。ということは、「パリジェンヌになろうとする」とパリジェンヌから遠ざかる、ような気がします。ブラウザ閉じていい本でも読んだほうが、案外近道だったりして。

 

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 - フランス観察