フランス人パートナーと付き合うにあたり、大切なことを発見いたしました。
フランス人は「パートナーにいつでも味方でいてほしい」と思っている!
えっ当たり前ですか?
でも、たぶん、思った以上にそうだと思うんですよ。
いったいフランス人は本当に個人主義なのか疑問に感じてきました。
個人主義というかカップル主義では、という気もしてきました。
カップルの連帯感が非常に重要視されているのか、パートナーが他の人と揉めているのを下手に仲裁すると、こちらに火の粉が飛んでくることもあります。
火の粉から何度か火事になった結果、私も少し学びました。
誰の味方か問題
ある日同居人と一緒に買い物をしていたら、「お店のレジの人の態度が正しくない」と同居人が怒り出しました。
私はレジの人のフランス語が完全でなくて、何か誤解があったのだろうと思いました。
そこでとっさに「落ち着こう」と同居人をなだめたところ、なにかに着火してしまった模様。
「レジの人のフランス語は完璧だよ!それよりどうして僕の味方をしてくれないの!」
とプリプリしています。
「パートナーは常に味方でいてほしい」
フランス人いわく、というか同居人いわく、私が「落ち着きなよ」と言ったことで、彼は私がレジの人の味方をしていると思ったそうです。
私は別にどちらの味方でも敵でもなく、日本人的な考えで
「揉めごとはよそうぜ」
と言いたかっただけなんですけどね。
だって、たいしたことない問題で揉めると無駄に疲れるし、微妙な空気になるし、次にそのお店に行くときにどのツラ下げて行ったものか、ちょっと照れるじゃないですか。日本人的な感覚でいくと。
ところがフランス人的には「僕の味方をしてほしい」ということみたいです。
嵐が去るまで待ちましょう
今回のケースがどの程度の範囲の「外国人パートナー」にあてはまるかは調査不足で謎ですが、このような考え方の人も世の中にはいるようで、実際にフランスには少なくともひとりいました。
そこでみなさまには、私と同じような目にあったときのために以下の対処法を提案します。
- パートナーが揉めはじめたとき:自分は弥勒菩薩モードに切り替えて、パートナーの阿修羅モード解除まで静かに待つ
- うっかり仲裁に入って状況が悪化したとき:「あちらの味方をしているわけではなく、日本人はとにかく争いを避けたがる傾向があるので、その気持ちから出た発言(行動)である」と落ち着いて説明する
現場からは以上です。
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