1月6日はガレット・デ・ロワを食べる日

1月6日はガレット・デ・ロワを食べる日

1月6日はキリスト教の顕現日というお祝いです。

読んで字のごとく、救い主キリスト・イエスの顕現を記念する日です。

本来、クリスマスの期間はこの日までなので、ヨーロッパではクリスマスの飾りをこの日まで出していたりします。

 

この日に、フランスでは「ガレット・デ・ロワ」というお菓子を食べます。

「ガレット」というのはこのお菓子の呼びかたです。

「ロワ」というのは「東方の三博士」ですね。

イエスの誕生の際に黄金と乳香と没薬を持ってくるあの有名な。

ということは、どうも「東方の三博士のお菓子」という意味になりそうです。

 

というわけで、今年もみんな大好き冷凍食品専門店・ピカールで買ってきましたよ!

 

凍ったガレット・デ・ロワを180度のオーブンで焼くこと45分。

そのあと、ちょっと冷まして切り分けます。

 

この中に「当たり」が入っていて、それを引いた人はその日の「roi 王様」もしくは「reine 女王様」になります。

 

よって、切り分ける人はあくまで秘密裡に作業し、ナイフに「当たり」がかつんと当たったらうまくこれをパイの中に隠蔽するなどの気遣いが必要です。

 

同居人は切る係で、私は選ぶ係。

 

パイの準備ができたらテーブルもととのえて、せーので食べはじめます。

サクサクのパイ生地の中にアーモンドのクリームが入っていて、なかなかのお味です…

と、パイの中に何か発見しましたよ。

 

第1ラウンドは私が当たり!

今年の「当たり」は小さな雲のようななぞの物体です。

 

ということで私が「reine 女王様」なので、同梱されているシャビーな冠をかぶります。

なんか照れちゃう。

いやあ私が女王様でなんかすみませんね。

 

しかしそこはカップル社会のフランス。

「当たり」を引いた人のパートナーもまた「roi 王様」「reine 女王様」なのです。

 

ってことは、私たちがふたりで食べてる以上、どっちが当たっても同居人が王様であり、私が女王様です。

なーんだ結果変わんないでやんの。

 

といいつつ、第2ラウンドでは「当たり」を持っていかれました。

どうも負けた気がしてなにか残念です。

 

やはり自分で当たりをひくと女王って感じですけど、相手がひくと王妃って感じでなんか今ひとつこう、なにかが多少劣るようなゲフンゲフン

 

ところで、その後、自分でガレット・デ・ロワを作るようになりました。

案外簡単だし、手作りのほうがおいしいです。

 

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