雑記

盗むのか、盗まないのか、それが問題だ

ここのところブログを放置しておりましたが、たまには雑記を書いてみむとて書くなり。 今後はフランスに関係があるとかないとか全然考えずに、もう好きなことを、あまり推敲せずに、勢いで書いていこうと思います。 だってこの弱小ブログにおいて過去一年間...
フランス

【10年カード新規申請2023/Nanterre】滞仏歴9年の大団円(仮)

毎日くそ忙しい毎日を送っておりまして本当はブログ書いてる場合じゃないんですけど、今日はこの喜びを書いちゃおうかなと。 Carte de résident de longue durée-UEを取得しました ははははは、やったあ!(春麗を連想...
フランス

【渡仏8年のフランス語力】フランス生活への適応力とは

フランスに移住してきて、かれこれ8年ぐらいになりました(厳密に言うと、そのうち日本に帰ってる期間が1年半ぐらいはありそうですが)。 そんなこんなで最近はフランス生活もなかなかこなれた感じになってきましたので、久しぶりの【渡仏○年のフランス語...
フランス

フランスで修士課程終わりました。勉強で人間変わりました。

2021年12月、無事に修士課程が終わりました。 勉強になりましたね。いやあ勉強になりました。それはもう勉強になりました。 年間たったの300ユーロぐらいの登録料だけで学ばせてくれたフランスと、日本の無名地方私大卒から修士課程に編入させてく...
フランス

フランスの素敵な食卓とインテリアの秘訣

フランスにいると、インテリアのセンスがすごくよくて、生活のしかたにもセンスのある人をときどき発見します。 運のいいことに、私のまわりにはセンスのいい人がなかなか多いのです。 そんなひとびとを何年か観察して、この人たちの生活がどうして素敵に見...
雑記

DQ5のデボラ様は主体的な女性像として案外良くないですか?

いや自分でもびっくりしましたね。デボラ様なんか完全にネタキャラだと思ってましたよ。 ドラゴンクエスト5はオリジナル版をやり込んで愛着があったので、もともとリメイク版は「デボラ?すごろく場?名産品?フーン」って感じだったんです。 でもふと気が...
フランス

フランスの大学院二年目前期:修士論文の準備開始

前期の課題を出し終わりました!たぶん単位は全部取れた! ということで、フランスでの大学院生生活が二年目に入りました。というか、後期は授業数が減るので、年間で受ける授業の半分以上が終了しました。 今年はなんといっても修士論文が課題です。 あと...
フランス

フランスの大学院一年目後期:論文を書くことの効能

大学院一年目がたぶん終わりました。 「たぶん」というのは、自分のわかる範囲では落とした科目もないし必修セミナーも全部受けてるんだけど、万一初見殺しみたいな罠に引っかかっていたら、ということを一応心配しているからです。 早く最終結果を学内シス...
雑記

日本の雇用制度の特殊さに気づいて震える

フランスで求人を見ていてふと、どうも会社からの家族手当というものがないことに気づきました。 ああ、専門能力にお金を払ってるからそういうのがないのか。 …じゃ日本のアレって何? という疑問に答えてくれるのが濱口桂一郎著『働く女子の運命』です。...
雑記

パリに住んでいる以上やはりクラシック音楽の知識も少々

さすがヨーロッパというかパリというか、こちらで暮らしているとクラシック音楽が身近です。 会話にもときどきこうした話題が出てくるのですが、私は完全に門外漢(漢ではない)なのでいつも残念な気持ちになります。 古典派、ロマン派、バロック、対位法e...
雑記

モンティ・パイソンを万人にはおすすめしませんがおすすめします

普段それほど映画を頻繁に見るわけではないのですが、最近は外出制限で時間にゆとりがあるので、やまだかつてないペースで見ています。 ヒッチコックとかトリュフォーとかも見てますけど、とくに良かったのはモンティ・パイソンですね!(なぜそうなった) ...
フランス

フランスの大学院一年目前期:テクストの読み方

12月5日からのストライキで交通手段が減りに減り、前期の授業はなし崩し的に終了しました。 学校に行っている間はなにがなんだかわかっておりませんでしたが、思うに、生うに、今学期はフランス的「テクストの読み方」を勉強した感じです。 というのも、...
フランス

フランスではじめての修士課程がはじまって思うこと

フランスでの修士課程が始まって2週間が経ちました。 この環境が当たり前になって忘れてしまう前に、雑感をいくつか書き留めておこうと思います。 学内システムを理解することがすでに勉強 大学院生活、いろいろと翻弄されております。 事務手続きがやっ...
フランス

フランスで大学院生になりました(手続き全部終わってないけど)

しばらくブログをほっぽっていたのですが、そのあいだに大学院生になりました。 フランス滞在も通算およそ4年になり、今後のことをつらつら考えるにつけ「精神的にも経済的にも自立しないとフランスでの人生が楽しめない」という結論に達し、 「精神的な自...
雑記

元ギリシャ財務大臣の「父が娘に語る経済の話。」がやたら面白い

経済に無関心な人生を送ってきましたが、それはあまり良くないことのように思えてきました。 私は「人間は自由が大切」とばかりに場当たり的に生きてきましたが、人生にお金の話は必ずついて回るので、経済やお金への理解を深めることなしに「自由」は無理な...
フランス

フランス生活でのトラブル対応の心がまえ

leboncoinというフランス人御用達売買サイトで中古カメラを買いました。 結果的にそのカメラは初期不良のためにお返しすることになりましたが、その際の心がまえや連絡のとりかたが日本と全然違ってとても勉強になりました。 基本的な考えかたは他...
フランス語

フランス語学習者が小説に挑戦するのにおすすめの本

今日も今日とてフランス語学習に四苦八苦している同志へ、おすすめ本の紹介です。 Aki Shimazaki著『Mitsuba』 これはフランス語なのに入りこみやすく、展開もスピード感があっておもしろく、装丁が美しく、日本人のフランス語学習者に...
たべもの

有名パティシエ、シリル・リニャックの素敵なケーキ

お友だちの家で一緒に食べるのに、シリル・リニャック(Cyril Lignac)でケーキを買っていきました。 同居人は相変わらず、 「パティスリーはやはりピエール・エルメにとどめをさす、シリル・リニャックはテレビでの露出が激しすぎて下品だ」 ...
フランス

フランス人と生卵の謎

日本人はわりと生卵を食べますよね。 「卵かけご飯!」「月見つくね!」とかいって。 それをフランス人にやると嫌がられることが大半なので、フランス人は生卵を食べるのが嫌なんだなあと思っていたのです。 まあ、サルモネラ菌でしたっけ、衛生的な問題も...
たべもの

1月6日はガレット・デ・ロワを食べる日

1月6日はキリスト教の顕現日というお祝いで、読んで字のごとく救い主キリスト・イエスの顕現を記念する日です。 つまりフランスでは、ガレット・デ・ロワを食べる日です。 「ガレット」というのはこの料理というかお菓子の呼びかたですが、「ロワ」という...