プロヴァンスに滞在していたとき、絶品クランブルをご馳走になりました。
クランブルは以前ほかの国でも食べたことがあったけど、これは本当に素晴らしいです。
一般的なレシピと少し違うみたいなので、ご紹介したいと思います。
もものクランブルの材料
- もも(ネクタリン) 6個
- 有塩バター 100g
- 卵黄 1個分
- 砂糖 100g
- バニラシュガー 一袋
- 小麦粉 100g
- アーモンドプードル 20g
- アーモンドスライス 75g
同じももは日本であまり手に入らないと思うので、りんごでもいいと思います。
しかし私が日本でやるなら、缶詰の黄桃に、レモンで酸味を加えて試してみるかもしれません。酸味大事。
つくりかた
- オーブンを180度にあたためておく
- 果物を一口大に切り、平たい器の底にしきつめる
- 小麦粉とアーモンドプードル、砂糖、バニラシュガーをボウルに入れる
- バターを親指の頭ぐらいの大きさに切りながらボウルに入れる
- 両手をボウルにつっこみ、バターの塊を指先でちりちりと、粉にこなし込む(スコーンやタルト生地を作るときと同じ要領)
- そのボウルに卵黄を入れて、バターと同じような指の動きでなじませる
- 6の混合物を果物の上に均等に広げる
- アーモンドスライスをやはり均等に配置する
- オーブンで焼く
焼きあがりのタイミング
アーモンドののった表面に焼き色がついて、底から上がってきた果汁が器のふちでふつふつ泡立っているタイミングが焼きあがりです。
それをしばらく冷まして、常温になったらお好みでアイスクリームなどを添えて食べます。
上の生地部分がサクサクして、下の果物部分がしっとりして、生地の甘みと果物の酸味がちょうど良い感じになっていれば成功です。
とってもおいしいですよ!
やりかたはすごく簡単だけど、分量を増やせば一度にたくさんできるので、大人数のおもてなしにもぴったりです。
ケーキみたいに「ふくらむかどうか問題」がないのも安心できるところ。
クランブルはもともとイギリスのレシピだそうですが、フランス人もおいしく作りますね。
教えてくれた人いわく、同じ要領で野菜のクランブルもできるそうです。
まだやったことありませんが、ズッキーニやトマトを使って、生地に砂糖の代わりに塩を少し入れて、野菜にハーブをなじませて、最後のアーモンドスライスの代わりにチーズをかけて焼くとかどうだろう。
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