お友だちの家で一緒に食べるのに、シリル・リニャック(Cyril Lignac)でケーキを買っていきました。
同居人は相変わらず、
「パティスリーはやはりピエール・エルメにとどめをさす、シリル・リニャックはテレビでの露出が激しすぎて下品だ」
とかなんとか言ってますが、華麗にスルーして16区のChaillotにあるお店へc’est parti !
洗練された包装
お店はすっきりエレガント系で、ケーキはどれもこれも美しいです。
さらに、この日接客してくれたお兄さんがとにかくすばらしく、あんまり愛想が良くてこちらが恐縮してしまう。
箱と紙袋はこんなデザインで、洗練されてます。洗練されたホルスタイン感ゲフンゲフン
今回の箱の中身はこちらです。
右上から時計回りに、タルトオシトロン、エクレアキャラメル、エキノックス。
味が一番大事
大切に抱えてお友だち宅に着き、半分ずつにしてお皿に取り分け、さっそくティータイムスタートです。
結論から申し上げますと、おいしかった順は満場一致で
- タルトオシトロン
- エキノックス
- エクレア
となりました。
タルトオシトロン
見た目が斬新でびっくりだし、レモンのクリームが甘すぎず重すぎず、バランス良いです。
個人的にはタルトオシトロンは、タルト生地のさくさく感と、レモンのクリームの甘さと酸っぱさのバランスが重要なので、これはその点良い感じ。
エキノックス
ここのスペシャリテのようで、バニラ風味のクリームの中に、ビスケットに乗ったキャラメルが入っています。
全体的にとてもクリーミーでおいしいのですが、濃厚すぎて半分でもちょっと飽きるかな、私は。
エクレア
友だちいわくクリームがちょっと濃すぎで、私は生地がもっとさくさくでもいい派でした。
エクレアに関しては、ルーアンのYvonneというお店のものをときどき食べるのですが、さくさくした生地がおいしくて、私にとっての理想形は今のところそれなのです。
食べ比べは楽し
はじめてのシリル・リニャックは、タルトオシトロンがおいしい!という結果になりました。
しかし小さなケーキ3個でも、ずいぶん立派な素材の箱と袋がついてくるので、ケーキ代にいろんなものが入ってんのなとか、毎回この包装だと資源の消費すごいなとか思ったことも事実。
まあなんというか、話題のパティスリーにとって、デザインや雰囲気がどれほど大切であるかを思い知らされました。
とかなんとかいいつつ、次はお友だちとどこのお菓子を食べようかな。
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