PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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ブルターニュの郷土料理、肉とそば粉と小麦粉のキガファルス

   



定期的にブルターニュに行くこともあり、クレープやクイニーアマンやファーブルトンにはだいぶ親しんでいましたが、最近、また違うブルターニュの味を知りました。

レオンという地方の名物の、キガファルス(Kig ha farz)という料理です。

「肉(kig)と(ha)小麦粉(farz)」という意味で、kigとhaはブルトン語、farzはラテン語だそうです。

この料理がおいしいレストランがモルレー(Morlaix)にあると知り合いから聞いて、ロスコフ(Roscoff)からサン=ポル=ド=レオン(Saint-Pol-de-Léon)を越えて行ってみたのです(全部レオンの町です)。モルレーというのはブルターニュにある小さくて可愛らしい町で、TGVの駅もあります。

Google Mapsでお店の情報をみると、口コミで「Kig ha farz parfait, irréprochable, vraiment top!!!(キガファルス、完璧、本当にトップ!)」と書いている人がいます。そうかそうか。

ではさっそく。

こちらです。なかなかの量!パンを食べてる場合じゃありません。時計回りにざっくりレポートすると、

  • 右上:茶色いボウルに入ったスープと野菜(キャベツ、人参が主)
  • 右下:豚すね肉、牛肉、ブルターニュのソーセージ
  • 左下:白い器に入ったエシャロットとバターのソース
  • 左上:茶色いそぼろ状のものは袋に入れて肉と同じスープで茹でた蕎麦粉、その上に見える白いものは小麦粉で作ったほんのり甘い生地の、表面をバターでかりっと焼いたもの

という感じです。記憶とwikipediaを参照しました。

この一見素朴な料理が、なかなかどうしてとてもおいしかったのです。蕎麦粉のそぼろをスプーンですくい上げてスープに浸したり、小麦粉のもちもちした生地やお肉を、エシャロットとバターのソースにつけて食べたりします。これはいける。

スープはきっとコンソメ味なので、今度は自分でもそれらしいものを作ってみようと思います。キャベツと人参と肉をコンソメスープで煮ればだいたいこんな感じになりそうです。

ソースも、軽く火を通したエシャロットに有塩バターをどんと落として溶かせば、近い感じのものができる気がする。

サン=ポル=ド=レオンの大きなスーパーマーケットに蕎麦粉と小麦粉の生地も売ってたし、蕎麦粉はコンソメスープで一緒に茹でてしまおう。

もともとキガファルスというのは庶民的な食べ物だそうで、昔、レオンの地方の家にはそれぞれこの料理のための袋があったというぐらいだから、簡単にアレンジしても良いでしょう。

それにしても蕎麦粉にこんな食べ方があるなんて、ちょっとおもしろいですね。

 

本日のお店

An Dol VAD

1 Rue de Paris, 29600 Morlaix

知り合い曰く、キガファルスを食べるならその旨予約しておいたほうがいいとこのとなので(下ごしらえの都合なのかしら)、事前に予約してから行きました。機会があればぜひ。

 

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