PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

*

ブルターニュのローカルな庶民的料理、キガファルス

      2018/09/10



「キガファルス」をはじめて食べました。

定期的にブルターニュに行くこともあり、クレープやクイニーアマン、ファーブルトンにはだいぶ親しんでいましたが、これはまた全然違う料理です。

きっとブルターニュのローカル料理で、フランスにいてもなかなかお目にかかる機会はないと思うので、書き留めておこうと思います。

内容は以下の通りでございます。

  • キガファルスとは
  • モルレーのおいしいレストラン
  • 本場のキガファルス
  • ブルターニュでなら作れるかも

 

キガファルスとは

「キガファルス(Kig ha farz)」という料理は、ブルターニュのレオンという地域の名物です。

「肉(kig)と(ha)小麦粉(farz)」という意味で、kigとhaはブルトン語、farzはラテン語だそう。

これはもともと庶民的な食べ物で、昔、レオンの地方の家にはそれぞれ、キガファルスをつくるための袋があったらしいです。

 

モルレーのおいしいレストラン

この料理がおいしいレストランがモルレー(Morlaix)にあると知り合いから聞いて、行ってみました。

モルレーというのはブルターニュにある可愛らしい町で、TGVの駅もあり、とても高い石造りの鉄道の高架が印象的なところです。

余談ですがこの町は

「教会の司祭が突如高架に駆け上り、自殺を試みて飛び降りるも奇跡的に軽傷で済んだ神の恩寵すぎる事件」

で有名です。私の中で。

 

そんなモルレーにある、キガファルスのおいしいレストランがこちらです。

 

An Dol VAD

1 Rue de Paris, 29600 Morlaix

http://www.andolvad.fr/accueil/mobile/index.php

 

事前にキガファルスを予約して行きました。

 

本場のキガファルス

ではさっそく、こちらです。

なかなかの量!パンを食べてる場合じゃありません。

時計回りにざっくりレポートすると、

  • 右上:茶色いボウルに入ったスープと野菜(キャベツ、人参が主)
  • 右下:豚すね肉、牛肉、ブルターニュのソーセージ
  • 左下:白い器に入ったエシャロットとバターのソース
  • 左上:茶色いそぼろ状のものは袋に入れて肉と同じスープで茹でた蕎麦粉、その上に見える白いものは小麦粉で作ったほんのり甘い生地の、表面をバターでかりっと焼いたもの

という感じです。記憶とwikipediaを参照しました。

 

この一見素朴な料理が、なかなかどうしてとてもおいしかったのです。

そば粉のそぼろをスプーンですくい上げてスープに浸したり、小麦粉のもちもちした生地やお肉を、エシャロットとバターのソースにつけて食べたりします。

これはいける。

 

ブルターニュでなら作れるかも

レストランほど素晴らしくはできないでしょうが、自分でももしかしたらできそうな気がします。

もとが庶民的な料理だし、簡単にアレンジしたっていいですよね。

 

スープはきっとコンソメ味なので、キャベツと人参と肉をコンソメスープで煮ればだいたいこんな感じになりそうです。

ソースも、軽く火を通したエシャロットに有塩バターをどんと落として溶かせば、近い感じのものができる気がする。

サン=ポル=ド=レオンの大きなスーパーマーケットにそば粉と小麦粉の生地も売っていたし、そば粉はコンソメスープで一緒に茹でてしまおう。

 

そばの新しい食べ方発見です

つい忘れそうになるけど、これもそば粉の料理なんですよね。

同じそば粉の料理でもガレットは知っていたけど、キガファルスは見たことも聞いたこともなかったので、とても新鮮でした。

世の中にはいろいろな食文化があって、面白いことですね!

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

 

 - フランス, 料理・レシピ