【B2への道】フランス語のB1からB2が遠いです…

現在ソルボンヌ・ヌーヴェル(パリ第3大学)DULFで、B1+レベルを絶賛受講中です。

うすうすわかってた、というか先生が授業しょっぱなで明言していましたが、B1からB2は、A2からB1より遠いです。

わかりやすく言うと、

A1 << A2 <<<< B1 <<<<<<<< B2

という感じです。だんだん難しくなってます。

なぜならB2は、必要な単語量が圧倒的に増えるし、話している時の文法ミスにも気をつけないといけないんですよ。

 

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B2の難しさ①必要な単語量が圧倒的に増える

私はわけもわからずA2からスタートしてB1までたどり着いたんですが、ここまではよかった。

それまでは教材も「学習者用」で、教科書の文章を読み、教材のCDを聞いて勉強していたからです。

ですが、B1+ではB2レベルを意識して、普通の新聞の記事だったり、普通のラジオが教材に使われます。これが難しい。

単語をどれだけ知っているかの差が如実に出てきます。

というか、単語を知らないとなにがなんだかわかりません。

ここに来ると、スペイン語・イタリア語・ポルトガル語話者がにわかに強くなってきます。

彼らの言語はフランス語と同じくラテン語から派生しているからして、単語が似通っているんですね。正直うらやましい。

ということで、語彙を増やすための単語帳を購入。

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これはそもそもフランス語話者が英語を勉強するための本なんですが、分野ごとにまとまっていて効率がいい気がします。

英語にも知らない単語が多すぎて、イディオムもあるしで辞書を引きまくってますが。

日本にもこういう教材があればいいんだけど、フランス語学習本って少なくて、あっても初級レベルばっかりなんですよね。誰か作ってくれないかなー。

 

B2の難しさ②話すときも正しい文法で

B2を目指すとなると、口頭表現についてもより正確な文法の運用が求められます。

特に動詞活用。

私はこれまで、複合過去(passé composé)と近接未来(futur proche)を多用して動詞活用をなるたけ避けて生活してきましたが、先生いわく

「B2レベルに達するには条件法(Conditionnel)と間接話法(discours indirect)を会話で自然に使えることが必要です」

なん…だと…

書くのだって難しいのに、話すときの文法に気をつけるのはさらに難しい。

日頃から自分でどういう話し方をしているかに気をつけて、少しずつ直していくほかないです。

 

B2の難しさ③行間を読む

さらにさらに、B2に到達するには、

「書いてあることを字面通り受け取るのではなくて、文脈から筆者の意図を汲み取らないといけない」

そうです。ひえぇ。

こちとら字面通りの意味すらわからなくて四苦八苦しているのに!Pitié !(pitié=後生だから勘弁してください)

あっ、「ひえぇ」と「pitié(ピティエ)」って似てなくもない。

 

B2の壁はけっこう厚い

というわけでB2までの道が遠いわけですが、言いかえれば「本当に使えるフランス語」の入り口にいるってことですよね。

フランス人が普段見たり聞いたりしている情報を理解できるような。

ということは、もうちょっと上達すればきっと新しい世界が開けてくるにちがいない!

よっし、B2めざしてがんばります。

 

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