ノルマンディーのオンフルールに滞在中、エトルタというところに行ってきました。
ここは独特な形状の断崖が有名で、エトルタびいきの画家にはモネやウジェーヌ・ブーダン、ギュスターヴ・クールベがいます。
作家ではモーパッサンやフローベール、アルセーヌ・ルパンの生みの親であるモーリス・ルブランに至ってはここに住んでいたそうです。
エトルタはもともと小さな漁業の町でしたが、今や世界中から観光客が訪れます。
ということで、みんなで断崖ハイキングです。
エトルタの絶景
ここの海抜ゼロ地点から登っていきます。
ちなみにここは砂浜でなくてつるつるした小石の浜で、波が引いていくときに石がこすれあう素敵な音がします。
まあまあ登ってきました。
向こうの崖の先端にちいさーく「アモンの門」が見えます。
どんどん進んでいって、冒頭の写真の「アヴァルの門」を反対側から見たところ。
隣の「針岩」は、ルパンシリーズの『奇巌城』に出てくるので有名らしいですよ。
崖のあいだから針岩を眺めた図。たしかにこれはいわくありげです。
その先にはさらに「マンヌポルト」という、3つある門のうち一番大きなものがあります。
絶景かな絶景かな。
晴れていると空と海の青と崖上の緑がきれいでいいですね。
柵を乗り越えて瞑想にふける人々。
いい眺めでしょうね、万一落ちたら死ぬので私は行きませんけど。
だって、あの細道を歩いている間に突然ふくらはぎがつるかもしれないじゃないですか…
天気のいい日にどうぞ
ということでエトルタ断崖トレッキングでした。
町にはモーリス・ルブランの家を改装した博物館もあるみたいなので、ルパンシリーズのファンはぜひエトルタへどうぞ。
オンフルールからは車で1時間ほどで来られます。
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