夏の天気の良いときなど、パリ中心部のカフェ、とくにテラス席は人でいっぱいで、なかなか良い席に座れません。
そこでちょっと歩いてセーヌ川方面に出て、広いテラスのある「Louis Philippe」というお店に入りました。
前々から見かけてはいましたが、とてもいい雰囲気です。
お店の所在地
シテ島とサンルイ島から近く、マレ地区も徒歩圏内です。
Louis Philippe
66 Quai de l’Hôtel de ville, 75004 Paris
お店の雰囲気
素敵ですよね!FFの世界に迷い込んだような気がします。
お店の後ろの道を一本渡ると、すぐセーヌ川です。
こんな街のまんなかで、このカフェは緑に囲まれていてすばらしい。
お店に入り、ガラス張りの客席スペースに座ります。
いいですよね!「魔女の宅急便」に出てくるキキの両親の家みたいじゃないですか。
お店のカウンターを背にして座ると、左手にパリの街並み、中央から右側にかけて庭の緑が楽しめます。
右側はセーヌ川だから建物がなく、緑の上にすこんと青空が見えます。左側の街の景色との対比が良い感じです。
歴史の味わいがあります
このカフェは1810年から営業しているそうで、たしかに歴史を感じる店内です。
これも歴史を感じます。
しかしもうちょっときれいに作業したらどうよ、当時の人。
まあ日本でいったら江戸時代の作と考えれば、まだ現役で使われているだけでも偉いですけどね。
お店のサイトによると、ここはジョニーデップが出演した『ナインスゲート』という映画の撮影に使われたそうです。
メニューはこんな感じ
私が行ったのは15時ぐらいだったので、ティータイムのメニューが出てきました。
ランチとディナーの時間帯に行けば、食事での利用もできます。
お菓子とクレープのメニュー。
こちらは飲物のメニュー。
コーヒーが2.3€というのは、立地と雰囲気を考えたらそんなに高くないと思います。うん、全体的に、この雰囲気でこの値段だったら、いいと思うなあ。
オレンジのタルトとコーヒーを注文したところ、タルトにとろとろのチョコレートのソースが添えられてきました。
ああ、外国の味がします。同居人は「おいしい!」と絶賛。
天気のいい日のセーヌ川散策に
このカフェはやはり晴れた日に行くべきでしょう!
ファンタジックで可愛らしくて緑もあって、外国っぽさを満喫できる素敵な場所です。
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