映画ってどうも長時間拘束感があって面倒くさいのですが、最近は外出制限で時間にゆとりがあるのでやまだかつてないペースで見ています。
ヒッチコックとかトリュフォーとかも見てますけど、とくに良かったのはモンティ・パイソンですね!(なぜそうなった)
名前は聞いたことあったし哲学者サッカーとか知ってはいたのですが、映画を二本見て大好きになりました。
おすすめです。万人にはおすすめしませんがおすすめです。
モンティ・パイソンとは
モンティ・パイソンというのはメンバー全員がインテリ高学歴のコメディ集団です。
専攻とか芸風の個性が全員バラバラなところも良いですね。
ところでプログラミング言語のpythonの由来ってモンティ・パイソンから来てるそうです。知らなかった。
まあ、あとはググってください。
面白い映像集
私が最初に知ったのはこれです。哲学者サッカー。
いやあいやあ面白いですね。わかっているのに何度も見てしまう。大好き。
日本語が見つからなかったのですが、「死ぬほど笑えるジョーク」コント。0:15くらいから。
「死ぬほど笑えるジョーク」を読んでしまいバタバタと倒れていく人々。
ああ、心底くだらない(褒め言葉)。
これは日本でビデオが発売された時のCMらしいです。
ナレーション原稿の笑いのセンスには時代を感じますが、映像で雰囲気をつかめます。
あれもこれも本当にくだらないですね。どうかしてる(褒め言葉)。
映画をぜひご覧ください
モンティ・パイソンはもともとBBCの深夜枠で30分くらいの番組を作っていて人気が出たそうで、そのあとでいくつか映画も製作しています。
『ライフ・オブ・ブライアン』
私が今のところ一番好きなモンティ・パイソンのコンテンツは『ライフ・オブ・ブライアン』です。
この映画はイエス・キリストと同じタイミングで生まれてしまったブライアンの珍妙な運命の話なのですが、なにせ聖書をベースにしているので公開当時は物議を醸しまくったそうです。
個人的にはこういう不謹慎なの大好きです。キリスト教に親しんで育っているのでなにか余計に笑える。
この映画の最後の歌はとても有名ですね。ロンドンオリンピックの閉会セレモニーでも歌われた模様。
ブライアンは基本的にまともな人なんですけど、彼のまわりにまともな人がほぼいないという悲劇。
『ホーリー・グレイル』
『アーサー王と円卓の騎士』をベースにした、聖杯(ホーリ・グレイル)探しの話です。
同居人のフランス人はブライアンよりもこっちのほうが笑えると言ってます。
これもどうしようもないネタ満載で、陳腐な演出で腕とか足が吹き飛んだり、軽いノリで雑な大量殺戮が発生したりします。
終わりかたもろくでもなくて、ランスロットが非常に優秀なサイコパスで難関を見事突破したのに直後の退場のしかたが凡庸なのとか、心底くだらないですね(褒め言葉)。
お、日本語がありました。欲しいのは盆栽だ!Ni!
万人におすすめしません
すっかり大好きになってしまい、毎日少しずつモンティ・パイソンの番組を見ています。
なんていうかインテリと不条理のコラボレーションって感じです。
凡人が不謹慎だと思うところにもどんどん踏み込んでいくところがいいと思うんだ。
そういうことってよくよく考えたら別に不謹慎じゃなかったりしますしおすし。
万人にはおすすめしませんが個人的には大好きです。
もしかしたら、ラーメンズとか小林賢太郎が好きな人はわりといけるんじゃないでしょうか。たぶん。
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