ブルターニュには、クレープやクイニーアマンなど有名なお菓子がたくさんありますが、そのなかに「ファーブルトン」というものがあります。
ケーキほど粉っぽくもないけど焼きプリンほど水っぽくもない、両方のあいだをとったような食感のお菓子です。
以下に、同居人のお姉さんがブルターニュのビーチで会ったマダムに教えてもらったレシピをご紹介します。
素朴なおいしさで作り方も簡単なので、ぜひやってみてください。
準備10分 + 焼き時間30分 = 計40分ぐらいでできます。
ファーブルトンの材料
材料はこちら。
- 有塩バター 50g
- 小麦粉 100g
- 砂糖 80g
- 牛乳 250ml
- 卵 3個
- ドライプルーン 適量
必要な器具。
- 計り
- ボウル
- 泡立て器
- 焼くときの器(私は21cm四方でやってますが少し大きいので、もう少し小さい器で4cmぐらいの厚さに焼きあがるのが好ましいように思います)
つくりかた
- ドライプルーンの種をとり、それぞれ半分から4分の1ぐらいに切っておく
- 器にバターを入れ、10分弱、200℃のオーブンで溶かす
- ボウルで卵と砂糖、牛乳を混ぜ、小麦粉をダマにならないように少しずつ混ぜる
- バターがとけたら、いったんオーブンから取り出して、3の混合物を流し込む
- 用意しておいたドライプルーンを均等な間隔で入れる
- オーブンに戻して30分ほど焼く
30分焼いたものがこちらです
夜焼いたので写真が暗くてすみません。
器が大きいせいで、厚みが足りないのか端が反り返り気味ですが、味はちゃんとファーブルトンです。
こちらはwikipediaから借りてきた写真。
こんな感じに焼きあがっていれば成功です。
そうそう、私の作ったのもちょっと薄いけど、切れば中身はこんな感じになってます。
レシピにはまだ続きがあった!
レシピを教えてくれた同居人のお姉さんに「家でも焼いてみたよ」と連絡したところ、お姉さんからの返信。
「そういえば、つくりかたを説明したときに最後のステップが抜けてました。マダムいわく『以上を5回繰り返すとうまくできるようになります』とのこと」
なるほど。
皆さまも器の大きさやオーブンの癖、焼き加減など、何回か相談してやってみてくださいませ。
上手にできあがると、ほどよく甘くてもちもちした、素材の味を感じるお菓子になっておいしいですよ!
コメント