PhiloFrance フィロフランス

語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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B2は取れましたが対策不足。TCF初受験で反省したこと

      2018/08/24




2017年2月、パリのアリアンスフランセーズでTCFを受けてきました。

必須試験に加え、補足試験の文書作成と口頭表現つきのフルコースです。

 

ほとんど対策しないで行ってしまい、いろいろと勉強になったので、

  • TCFとは
  • 今回の結果
  • これまでの学習期間
  • 申し込みと持ちもの
  • 試験の内容
  • 準備不足と時間配分の反省

という感じでまとめておきます。

 

TCFとは

TCFというのはフランス語力を測るテストで、日本フランス語試験管理センターのサイトによると

TCF (Test de Connaissance du Français) は、フランス国民教育省が認定した総合的なフランス語学力を測るテストです。

点数に応じて受験者のレベルを、言語に関する欧州共通基準 (CECRL) の6段階で判定します。

というもの。

DELFやDALFといったレベルを決めて受ける試験と違い、レベルを6段階で判定してくれるので、合否がありません。

 

試験結果は2年間有効で、教育機関によってはTCFの結果で出願を受け付けてくれるところもあります。

 

今回の結果

点数は全体で455点、B2レベルでした。

 

セクションごとの点数を良かった順に並べると

  1. 読解(あと一歩でC1のB2
  2. 聴解(B2の中のB2
  3. 語彙・文法(一歩間違えばB1のB2
  4. 文書作成/口頭表現(それぞれB1

という感じでした。えーっ!

文書作成と口頭表現がまずい。

一応ソルボンヌ・ヌーヴェルでは「良い点数でB2、もしくはC1を取るクラス」に属しているというのに。B1て。

 

これまでの学習期間

ちなみに今回TCFでB2を取るまでの期間は、

  • フランス在住:2年半
  • 語学学校:55週間 × 16時間 = 880時間

でした。

渡仏時点でのフランス語力はゼロで、語学学校に入るまでの半年は英語で生活。

フランス人と日々会話はしてますが、根詰めて勉強はしてません。

 

申し込みと持ちもの

申し込みはアリアンスフランセーズのRaspail通り沿いの建物、試験はFleurus通りの建物で行われました。

 

当日の持ちものは、

  • convocation
  • パスポートまたは滞在許可証
  • 黒いボールペン

です。

 

試験の内容

ざっくりと試験の構成です。

 

必須試験

聴解20分、語彙・文法と読解65分で構成。全76問。

 

補足試験・文書作成

だんだん難度が上がる3題で構成。

形式はその時によって変わると思いますが、手紙だとか投稿だとか、与えられたテーマを論じるだとかいったものです。

 

今回の問題はこんな感じでした。

  1. 自分の住んでいる地域について、ローカル新聞に投稿する記事(最低60語)
  2. 新しい仕事に就いて最初の一週間のことを、友だちに知らせる手紙(最低120語)
  3. 仕事における男女の平等について記事を2つ読み、要約(最低40語)と意見を述べる(最低80語)

 

補足試験・口頭表現

やはり3題で構成。

今回のテーマはこういう感じ。

  1. 自己紹介(2分)
  2. 友人との外出のためにおすすめプランの質問をする(準備時間2分+3分)
  3. 外国への移住は勇気のいることであるか(4分)

 

準備不足と時間配分の反省

特別な対策をせずに行ったんですが、聞いていた通り時間が短い!

時間配分の作戦など、ある程度の準備が必要です。

 

必須試験・語彙と文法

ググると

「目安は語彙・文法20分、読解45分」

と出てくるし、試験官も同じように言っていたんですが、読解全然時間かかる。

語彙・文法は長くても10分ぐらいで終わらせて、とにかく読解に時間を割いたほうがいいと思います。

語彙と文法は知らないとどうにもならない問題も多いので、悩んでもしょうがない。

 

必須試験・聴解

とにかく集中力です。

やたら難しいのに当たっても「お昼なに食べよっかなー」とか思考がとばない集中力。

しかし「ラジオの中で電話で取材に答える人」はそもそもなに言ってるか聞こえなくて困りました。音質よ。

 

補足試験・文章作成

とにかく時間が足りません。

最初の問題は10分以内で終わらせ、次の問題は20分程度で終わらせ、残りを最後の問題にかけたいと思いました。

 

補足試験・口頭表現

1問目の自己紹介はまあ普通でした。

 

2問目のロールプレイングは

「自分が主導権をとって進める = 質問を投げかけ続ける」

ものだと思ったんですが、試験官からも質問されたりして、最終的にはどちら主導でもない普通の会話になってしまい、もしかしたらそれがまずかったかもしれません。

 

3問目の与えられたテーマについて話す課題は、準備時間がないので、思いついたことをつらつら話す羽目に。

どちらかというとこちらに準備2分が欲しいですが、とにかく、何かしらの構成を瞬時に組み立てて話す技術が必要だと思いました。

 

TCFの対策不足でした

とにもかくにも、十分な対策をしておりませんでした。

基本的な文法や、語彙の知識が必要なのはもちろんですが、とくに補足試験の文書作成と口頭表現については、本番を想定した練習が必要です。

 

そのうえ、今回は試験場の環境もあまり良くなく、全体的にもやっとしました。

試験前に試験官と受験者が口論してるし、試験中も終わった人がどやどや退出するし、口頭表現の試験官にちょっと疑問があったしで、なんだかなあという感じ。

 

次回受けるとしたらもっと準備もして、試験会場も変えようかと思います。

 

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