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語学力ゼロでフランスに渡ったどさんこが、いかにしてフランス語を学習し、フランス社会を観察し、フランス生活に適応していくかの記録。

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【2014年】PACSの必要書類一式と手続きの手順まとめ【Vanvesにて】

      2017/01/02

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ワーキングホリデーでフランス滞在半年が過ぎたころ、今後の滞在許可証について考えはじめました。ただの同棲カップルでは滞在許可証をもらえない。とはいえ結婚はしたくない。そういうのあんまり好きじゃないし。

というわけで、とりあえずPACSいっとく?という結論にたどり着きました。税金も安くなるみたいだしね!そうと決まったら手続きです。

 

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PACSの概要、メリットなど

PACSというのは共同生活のパートナーとして届け出をするということで、税金の申告が一緒にできたり、相手が亡くなったときに部屋の賃貸契約を引き継げたり、結婚に近い形でなんやかんや法的に優遇されます。経済的に支え合わないといけないので、相手に負債がある時はそれも関わってきます。

結婚とちがって愛は必須ではありません。結婚までのステップとしてPACSする人もいるけど、そんなつもりは全然ない人もいるので、「準結婚」というわけでもない思う。あと、相手のことを「旦那さん」とか言われるときもあるけど、ちが〜う!(赤木剛憲的な感じで)

 

PACSの手続き

そういうわけで、オー=ド=セーヌ県(県番号92番)在住、最寄りの裁判所はVanves、2014年のケース。

PACSの手順をざっくり言うと、書類を集めて予約して、裁判所に出向いてサインする!って感じです。締結も解消も結婚よりシンプル。

 

1.  必要書類の確認

裁判所なりに問い合わせて、どの書類が必要か、書類にアポスティーユ(外務省による公文書の証明)がいるのかどうかを確認します。管轄とか担当者によって必要なものが違うのは日常茶飯事ですので。それと、法定翻訳を頼む必要があるのかも聞いておきました。

 

2. 日本から取り寄せる書類の手配
  • 戸籍謄本(抄本じゃないほう)
  • 身分証明書

私の場合、この二点が必要でした。

謄本は「ACTE DE NAISSANCE(出生証明書)」のために必要。役所でもらう身分証明書というのは初耳ですが、破産とかしてないよ、ということらしい。日本にはない「CERTIFICAT DE COUTUME(慣習証明書)」という書類を作るのに必要だそうです。

証明書は日本にいる家族にお願いしてとってもらい、さらに外務省に送ってアポスティーユをもらい、それをフランスに送ってもらいました。ありがとう家族。

それをパリにある日本大使館の領事セクションで翻訳してもらいます。どうでもいいけど、「大使館に翻訳してもらいに行く」と言ったら、フランス人に「それは領事館の仕事であって大使館ではない」といちいち直されます。わかるからいいじゃん。

 

3. 「PACSしてない証明書」を取得

「Certificat de non-Pacs」という、パックスしていない証明が必要と言われました。必要だと思っていなかったので、ギリギリになって手配して結局間に合わず。反省を込めて3番目にしました。パリ市内の機関に郵送で申請

 

4. 裁判所にランデヴー予約

書類が準備できる目処がたったら早めにしておいたほうがいいかもしれません。パリは混んでるらしいので特に。私は12月に駆け込みましたが、税金の申告と年度の関係か、12月はすごく混むとのこと。

 

5. 契約書作成

そうこうしてるうちに、両人の契約書を作ります。というか、作ってもらいました。箇条書きでルール策定、できたものをふむふむ確認。だまされてないかな〜なんて。

 

6. 裁判所でPACS締結

ランデヴーの時間に裁判所に行き、ちょっと雑談をして、サインして終わりです。

「Certificat de non-Pacs」の書類が間に合ってなかったんですが、年内の予約変更は無理ということだったので、とりあえず裁判所に行ってきました。そうしたら、担当の方が融通をきかせてくれて、後日投函でOKにしてくれました。ありがたい!

後日書類が届いたところですぐに裁判所の郵便受けに入れて、無事にPACSが完了です。

 

大事なことはPACS締結前に共有しましょう

裁判所への道すがら、パートナーが「来年の収入減りそうなんだよね、もしかしたら厳しくなるかも」的なことをもっさり切り出してきて、「今言う?」って感じでしたが、相手の経済状態もざっと把握してないといけないしね・・。

ってもっと早く言ったほうがよくない?!まあフリーランスはいろいろあるけどもね〜。

(2015年追記、取り越し苦労だったようでちゃんとやっております。お母さんが見たときのために一応。)

 

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 - 手続きなど