楽しくて勉強になるフランスのテレビ番組「QUOTIDIEN」

テレビは語学上達に役立つといいますよね。

そこで、まわりの人たちがネット視聴している「QUOTIDIEN」という番組を見てみることにしました。

言葉が完全にわからなくても面白いし、フランスの時事問題も扱っているのでおすすめです。

 

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放送局にも右と左があるらしい

「QUOTIDIEN」は2016年スタートで放送局はTF1です。

前身は2004年スタートの「Le Petit Journal」という番組で、放送局はCANALPLUSでした。

このCANALPLUSはもともと政治的に左寄りだったそうですが、現在の経営陣がサルコジと近く、いろいろとプログラムが改変されてしまったという話。

そんなこんなで、「Le Petit Journal」のプロデューサーでありキャスターであるジャーナリストのYann Barthèsは、彼のチームごとTF1に移り、新番組「QUOTIDIEN」をスタートさせました。

「Le Petit Journal」はキャスターが変わって現在も放送中ですが、視聴者はBarthèsと一緒にTF1に移ったようです。

【悲報】「Le petit Journal」はキャスター交替から1年で終了した模様です。

 

笑えるし勉強になります

番組はだいたい一時間半で、ニュースあり、特集あり、インタビューありで、途中で歌やパフォーマンスが入ったりもします。

ニュースや特集はコメントを交えつつ、いろいろな映像を組み合わせて面白おかしく編集するのがだいたいのパターン。

 

フランス大統領選挙・予備選の討論の予告も格ゲー風の仕上がりです。

こんな感じなので、言葉が全部理解できなくても楽しく見られます。

 

「QUOTIDIEN」にかかるとヴィクトリアズ・シークレットのショーも笑われます。

パリのショーのバックステージで、並み居る美しいモデルがことごとく「I’m so excited!」しか発しないさまを延々流し、語彙のなさを揶揄していました。

 

エリックとカンタンが好きです

私の好きなコーナーは「La Story d’Éric et Quentin」です。

テンポが早いので言葉は難しいんですけど、エリックとカンタンがすごく面白くて大好きなのです。

下は「Le petit journal」時代の動画ですが、フランス語がわからなくても笑えます。

内容は、「フランスの中学校でリコーダーを教えないことになったけど、リコーダーは楽器としてだけでなく毎日の生活でもこんなに便利」というもの。

笑うでしょうこれ。

 

フランス語とフランス事情をわかるために

「QUOTIDIEN」はいろいろなトピックをとにかくユーモラスに料理します。

政治関連も気分が悪くなるタイプの風刺ではないので(極右の人はだめかも)、朗らかに楽しめます。

政治家も権力者にもどんどん突っ込むし、日本にもこんな番組があったらいいのになあ。

 

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