海外移住とは「つよくてニューゲーム」とみつけたり

はじめてフランスで下着を買ってみました。

今までは日本で、というか大丸札幌店のワコールのバーゲンで買いだめしていたのですが、さすがにストックもなくなってきました。

そこでフランスにある下着屋さんを下調べして目星をつけ、行ってサイズをはかってもらい、ひとつ買って試しにつけてみました。

はー、なんかいろいろと違う。

かように海外生活とは、買い物ひとつをとっても、生活をあらたに建設しなおさないといけない。

いわゆる「つよくてニューゲーム」状態です。

スポンサードリンク

「つよくてニューゲーム」とは

そもそも「つよくてニューゲーム」とは、スーパーファミコンのRPGソフト「クロノ・トリガー」で採用されていたシステムです。

クロノ・トリガー、おもしろかったですよね。

音楽がまた素晴らしく、時の回廊と黒の夢なんか本当に秀逸だと思います。

クロノ・トリガー

1,200円
(2018.02.05時点)
posted with ポチレバ

 

「つよくてニューゲーム」の説明をwikipediaから引用すると、

ロールプレイングゲームなどの、本来はひとたびシナリオが進展したら初めからやり直さない限り前のシナリオをやり直せないゲームにおいて、ゲームをクリアすれば、クリア時点でのセーブデータの情報(キャラクターのレベルや所持アイテムなど)を引き継いで新たに初めからゲームを遊ぶ(ニューゲームを始める)ことができるようになるシステム。

ようするに全クリ(なつかしい!)したあと、クリア時点の強さでゲームをもう一周できるということです。

海外に拠点を移すときに必要な作業

で、海外移住するとなると、いろいろなことを建設しなおさないといけません。

  • 言語
  • 滞在許可
  • 住まい
  • 仕事
  • 銀行口座
  • 保険
  • 携帯電話とインターネット

こういった基本的なインフラは容易に想像がつきますが、日常生活の定番を見つけるこまごまとした作業も案外多い。

  • 食材と嗜好品
  • 下着
  • めがねとコンタクト
  • 医者(健康でも眼科とか歯医者とか)
  • 化粧品関連
  • 美容師
  • 文房具(日本の文房具は質が良すぎ)

これらは自分の街では定番が決まっていたのに、フランスに来た途端「どこ行けばいいのー!」ってなるじゃないですか。

まあそれも楽しいっちゃ楽しい(40%)ですけど、毎度毎度となると正直面倒(60%)でもあります。

ステータスは二周目に引き継げる

とはいえ幸い、赤ちゃんのようにまったくゼロから始めるわけではありません。

自分の国で暮らしているあいだに、一度は上記のようなことをだいたい解決してきているわけで、このとき培った能力は「つよくてニューゲーム」でもう一周するときにも使えます。

つまり、初回プレイ(日本での生活)で得たアイテムを持ち込み、初回プレイ(日本での生活)で伸ばしたパラメータを生かしつつ、二周目(フランスでの生活)をプレイすると。

ただし二周目は「シレン」です

そういうわけで、海外移住は「つよくてニューゲーム」なんです。ほぼ。On dirait.

しかし実際の移住がクロノ・トリガー型の「つよくてニューゲーム」と違う点は、「風来のシレン」よろしく二周目の世界が初回とは異なるということです。

よって一周目の知識に頼りすぎると、まったく油断していたところにモンスターハウス(ダンジョンに足を踏み入れた瞬間にモンスターに囲まれる非常にいやな現象)があったりして死にます。

フランスはモンスターハウスが日本より多い気がするので注意です。

ラスボス倒してないのに二週目開始

そういうわけで、現在二周目をプレイ中です。

日本でレベルが上がりきっていたわけではないのでまあまあ大変ですが、ハイパーほしにくなど食べながらがんばります。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

コメント